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どんなに大切か ページ28

Aのお見舞いに行って、それから撮影に来るって言ってたのに来ない

シルク
「迎えに行くか」

マサイ
「そうだな。来ないっておかしいし…」



モトキの新居へ

ピンポーン

あれ?

出てこない…

もう帰ってるはずだけど…

ドアの取っ手に手をかけると

ガチャ…

開いてる…



シルク
「モトキ?」



何度連絡しても出ないのはおかしすぎるし…

ドアが開いてるのも…

恐る恐る中に入る



シルク
「ん…何だこのにおい…」

マサイ
「モトキ〜?いるか?……モトキ!?モトキ!おい!しっかりしろ!」

シルク
「マサイ!救急車呼べ!早く!」



鉄のようなにおい…

キッチンの方から見えた足は…

モトキのだった

手首が真っ赤に染ってる…

まさか…

傍には真っ赤に染ってる刃物…

救急車が到着して

モトキを運んでく



シルク
「モトキ…どうしたんだよ…」

マサイ
「病院で何かあったのかな…」



救急車に乗り込む



マサイ
「モトキ…何があったんだよ…こんな事するやつじゃなかったろ…」



きっと…

Aとの間で何かあったに違いない…



モトキ
「ん……あれ…」

シルク
「モトキ!気づいたか!」

モトキ
「ここは…」

シルク
「救急車の中だ…来ないから家に行ったら、倒れてて…お前…切ったろ?」

モトキ
「俺のせいなんだよ…俺のせいで……」

シルク
「モトキ…?」

モトキ
「俺といるから…Aが傷つく……だから…」

マサイ
「っざけんなよ…!」



バチン!

俺はモトキの頬を思いっきり叩いた



モトキ
「マサイ…?」

マサイ
「全部嘘だったのかよ!Aを思いやる気持ちは!」

モトキ
「!!」

マサイ
「A、言ってたんだよ…『魁となら、どんな壁も乗り越えられそう…魁と一緒に乗り越えたいな…』って!Aにとって、どんなにお前が大切か!わかってんのかよ!」

モトキ
「マサイ……」

マサイ
「たとえ傷つけてしまったとしても…お前なら…傷を癒せる……責めすぎるな……自分を傷つけないでって言ったお前がやってどうすんだよ!」



手首の包帯を見つめるモトキ



モトキ
「ごめん……」

マサイ
「Aには…お前が必要なんだ…忘れんなよ…?」

モトキ
「うん…!ありがとう」

倒れ込んできた→←弱い彼氏でごめんね…



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ミライ(プロフ) - レモンさん» ありがとうございます!嬉しいです! (2020年3月29日 0時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
レモン - とても面白かったです!最高の作品をありがとうございました! (2020年3月29日 0時) (レス) id: bbd6f120f3 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 龍火さん» 有難うございます!そう言って頂けて嬉しいです!(神ではないですw) (2019年11月26日 23時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
龍火 - 完結おめでとうございます!最高でした!他の小説たくさん見てます。やはりミライさんは神です!いつも応援しています!お疲れ様でした! (2019年11月26日 23時) (レス) id: c49755fab2 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - ゆっずーさん» ありがとうございます! (2019年11月17日 11時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミライ | 作成日時:2019年8月17日 10時

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