メンバーにたった一人の女の子～過去編～（ｆｓ×暗殺教室） (ページ20)

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イリーナ先生と私の時間ページ20

私は椅子に座ったまま

イリーナ
「どうしたのよ…あんなこと言うなんてAらしくないわ」

先生の優しくかけてくれた言葉が自分の中の何かを切った

『先生……もう、わからない……』

気づけば、頬をいくつもの涙が伝ってた

何も無いから…わからないとしか言えない……

イリーナ
「そんなに思いつめることないじゃない…」

『違うんです……ほんとにやりたいことも…何もかも……自分のこともわからない…さっきの話もホントなのかも……』

イリーナ先生は黙って私を優しく抱きしめてくれた

いつもと違って、優しい先生…

イリーナ
「烏間も言ってたじゃない、まだ見つけられるって。私たちに話しづらければあの子たちにでもそうだんしてみなさい。きっとのってくれるわ」

『イリーナ先生……ありがとうございます…』

イリーナ先生に優しく抱かれるなんて初めてだ…

家に帰ったら、こうしてくれる人もいないから…

イリーナ
「ねぇ、私のところに泊まらない？」

『え？な、何を言ってるんですか…』

イリーナ
「Aを見てたら、なんだか…可愛く見えちゃってw」

えー…

で、本当にイリーナ先生の家にしばらく泊めさせてもらえることになっちゃった…苦笑

あ、荷物は取ってきたから…苦笑