〈魔入りました！入間君〉入間君の姉は元悪魔の妖精さんでした！？

新入生代表と特待生3 ページ9

入間「ちょっ、」



するっ…



『！！？』



何！？今の不思議な受け流し方…！


「キャァァァ！！」



入間「！！」

『！！』



受け流した先に…女生徒！？



悲鳴が“ミュート”で聞こえ辛くなっている上に、怒りで見えていないの！？



仕方ないけど……！！少し本気でっ…！





『あの子を守りなさい！！！“土の壁(ソイル・ウォール)”！！』




ズズズズっ！！




『火炎魔術抵抗力と物理攻撃抵抗力を高めなきゃ…！“抵抗(タラランス)”！！』





パキン……




よし、これで大丈夫……！






どどどっ……




ドンッ！！！！




『……！！！うそ……！！抵抗が一撃で…！』



このままだと、女の子が！！！！




入間「っ…！！」



ぐんっ



『！！入間！！』





ぶわっ






ドシャァァァァァっ



『………え？』




身を呈してアスモデウスさんをとめて…倒れそうになって……風が吹いて……？





入間「『あ』」





禁忌呪文！！





「ゲホッなんだッ」

「どうなった！？」




＿＿のちにこの決闘を見たものは語る

そうそれは見事な…









ジャーマン・スープレックスであったと＿＿…






ウオオオオオオオオ！！




入間(終わった……)



『い、入間………』





かくして入間とAの入学式は有事に終わり…





『えーと、なになに…？』



『入学式で禁忌呪文を詠唱し、その日の内に主席の頭をかち割る！！特待生(サラブレッド)入間の大悪行(かいしんげき)！！…………だってよ？入間…？』



入間「うぅ……」



『すっっごい目立ってるよね。これ。』


入間「だよねぇ…！」



『私は禁忌呪文も詠唱してないし、頭をかち割ることもしてない！私は目立ってない！！』




入間「で、でも！お姉ちゃんもここに………ほら！！」


入間「同じく特待生A、主席の火球を全て家系魔術で防ぐ！何回も魔術を使っても疲労の様子無しの魔力の多さ！！……って。」




『えええええ！！やだぁぁ！！！』




というか、魔力量が異常なのバレた？


…………明日からは本気でおとなしくしてよう…



入間「でもっ、どっどうしよう！あんなひどいことしちゃって…あっ謝りに行かなきゃ！」



バァン！！！



『わっ！？あ、アスモデウスさん！？』


まさか、入間に復讐しに…！？


ざっ




……あれ？ひざまずいて…

新入生代表と特待生4→←新入生代表と特待生2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す