〈魔入りました！入間君〉入間君の姉は元悪魔の妖精さんでした！？

新入生代表と特待生 ページ7

『はぁ…でも、おじいちゃんに悪気は無いんだろうな……』

入「うん…転ばないようにって………？……どういうこと？」

『あぁ、それは多分禁忌呪文の効果だね。魔力を使わないから誰でも唱えられるの！唱えると、その日転ばなくなります！』

入「しょっしょぼい！」

『まぁまぁ！四肢は爆散しなかったし、大丈夫だよ！』ニコニコ


入「お姉ちゃん……そんないい笑顔で爆散とか言わないで！」

『ぅえぇ！？』



「おい」

入「はい？」

「そこの女もだ。中庭に来い」

『わ、私も？』



なんで中庭…？凄く怖い顔してたけど……




入「な、なんだろうね……」

『まっまさか……入間は食べられ、私は実験に！？』

入「ひっひえぇ……！」




「…ブツブツ……」



『ん…？…！！！入間！！！危ない！！！』

入「え？うわぁッ」



ドガァン！！



火球！？いきなり攻撃魔法だなんて…


『一体、どう言う…！』

「次はお前だ」ﾋｭｯｯｯ



『っ！！！炎と身とを隔てよ！！“水の防護壁(ウォーターバリア)”！！』

バシャァッ



「……ほう？」



入「お姉ちゃん…いまのは…」

『私の家系能力！自然の力を操るの！でも、魔力も込められてると操れないの…だから、身を守るには今みたいにするしか……』


アス「私の名はアスモデウス、先の入学式で代表の挨拶をするはずだった者だ…」




『…主席の…！』



確か、火炎系の魔術が得意だったはず…


アス「先の挨拶…君が抜擢されたのは明らかに理事長の依怙贔屓(えこひいき)だ！」


まぁ、確かにそう………なのかな？



アス「呪文も理事長の入れ知恵のパフォーマンスだろう！」


入(謝ったほうがいいだろうか…)



アス「そしてそっちの女！！」

『ひゃいっ！？』


すごい声出た！恥ずかしい………



アス「せっかく挨拶の場を設けられたのに、ただ突っ立っているなんて…！」


『えっ、でも禁忌呪文は唱えたくなかったし……』

入「お姉ちゃん！？」


アス「言い訳はいらん！！せっかく…せっかく今日のために制服も新調したというのに…っ！！」

『ごっごめんなさい…？』




アス「晴れ舞台を汚された私には…君たちが優秀な悪魔なのか確かめる権利がある！なぁ！？」






オオオオオオオオオオオオ！！！！！





『うわぁッ？！び、びっくりしたぁ…！』

入「いつの間にこんなギャラリー…ッ？！」


アス「私が呼んだ」









文字数ぅぅぅぅ！！！

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