妖精の過去 ページ11
(2人は寝る前にお話します。)
入間「はぁ、疲れたぁ…！」
『あはは…でも、仲のいいヒトもできたし…良かったんじゃない？』
入間「まぁ、それはそうだけどね？」
『でも結構目立ってるから、明日からは気をつけないとね！』
入間「うん………まさか新聞に乗るとは思ってなかったよ！」
『本当！』
入間「そういえば、お姉ちゃんの魔力は凄い多いって書いてあったよね？」
『あぁー…うん、そうなんだ…』
入間「ご、ごめん…聞いちゃいけなかった…？」
『……………ううん、入間はもう家族だもん！おじいちゃんとオペラさんしか話してなかったけど……入間にも、話すね？』
入間「う、うん…！」
＿＿＿＿私の過去を…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
私はエリシア家に生まれた、次女だった
お父様は仕事が忙しくて、滅多に家に帰らない人だった
お母様はとっても厳しかったけど、いつもエリシア家の将来の事を考えていて、私の使命も教えてくれた
お姉様には才能があって、何時だって一番な完璧なヒトだった
少し、冷たかったけどね
私には妹もいて、よく私に懐いてきたの
私より…、2個下だったかな？
何時も笑顔だった私達だけど……私が5歳のとき、事件が起きた
エリシア家は結構有名な家で、特に魔術の実験で色々な功績を残してきた
でも、“闇の家”としても有名だった
紫の髪、目を覆う程の長いローブ
何を考えているのか分からず、裏切りも平気な顔して……
そんな噂があとを立たなかった
そんなエリシア家では、5歳のときに魔力量、属性、欠点などを徹底的に調べて、エリシア家の何に役立つかを調査するの
私の魔力量は……、とても少なかった
属性は、僅かに木や風だった様だけど…お姉様も同じ属性で、私は役立たずだった
エリシア家にとっては欠点しか無い私を、家族や召使いたちは“エリシア家の恥”と呼んだ
私は反発しなかった
だって、本当のことだったから…
お姉様からは空気のように扱われて、お母様からは毎日ストレス発散として殴られて…
私を慕っていた妹のリリーですら私を奴 隷扱いした
私からリリー様と呼ばせて…
リリー様にも才能があった
お姉様とは違う属性だけど、お姉様と同じくらいの才能があった
私だけ異質
私だけ出来損ない
そう思って、閉じ込められていた古びた倉庫の中で首輪に繋がれて…必死に生きてきた
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ゆきな(プロフ) - ちゃちゃねこさん» コメントありがとうございます！上手と言ってもらえて嬉しいです！応援ありがとうございます、これからも頑張ります！漫画帰ってこないかなー… (2021年3月28日 10時) (
レス) id: 57f5280136 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃねこ(プロフ) - ゆきなさん絵上手ですね！！これからも応援します！ (2021年3月27日 13時) (レス) id: 7a16543b0a (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 『この作品とコメントを見に来てくれて、ありがとう！まだまだ未熟者だけど、私も作者も頑張るって！だから、応援としてコメントしてくれると嬉しいなぁ！』 (2021年1月2日 13時) (レス) id: 57f5280136 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきな | 作成日時：2020年12月28日 10時
