Episode12 ページ14
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食堂に着くともうかなりの人が来ていた。
多いな、人。
てか、花咲さんの好きな人結局誰だったんだろう。
あのメンバーとは言ったが、それが=私が嫌いなイケメンとは言えない。諸伏くんとか、伊達くんとかだったら応援してあげれるんだけどな。
松田くんは論外。萩原くんも女の子とよく話しているのをみるし、てかよく口説いているのをよくみるので、ダメ。降谷くんは、人気が凄すぎて、逆に花咲さんに対する女子の風当たりが、酷くなったら嫌だからダメ。
諸伏くんや伊達くんも人気だけど、性格優しいし、一生養ってくれそう。浮気とかせず、一途なイメージがある。次あったら聞いてみようかな?花咲さんの好きな人。二人のどちらかだったら応援できるよって。
でも対して、私みんなと仲良くないのに、何で私に花咲さんは協力してって言ったんだろ。うーん、謎だ。
『………あ、でも伊達くん彼女さんいたような……、だったら、諸伏くんだったらか』
「俺がどうしたの?」
『うわぁ!!????ゴメンナサイ!!ってモロフシクン!?』
「驚かせてごめん。てか、またカタコトになってるよ?」
『あ、ごめんなさい………、慣れなくて』
「大丈夫だよ。俺も悪かったし。………あと昨日ごめんな」
『いや、私の方が!急に名前呼んじゃってごめんね』
「大丈夫。あっそうだ。滝沢さん一緒に食べない?」
一緒に食べない?私と諸伏くんが?いやいや、だって松田くんとかいるかもしれないし。うん、やめた方が………
「あっ、因みに松田はいないから大丈夫だよ。俺とゼロだけだから。嫌だった大丈夫なんだけど……」
ゼロって降谷くんのことか。降谷くんだったら昨日のこと聞けるかもしれないし、大丈夫かな。
『じゃあご一緒してもいいかな?』
「うん、ぜひぜひ。」
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作者名:かげね。 | 作者ホームページ:
作成日時:2020年5月20日 18時