Episode 34 ページ36
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ジェイコブは地下鉄の出口から外へと出ようとするが、クイニーに服を引っ張られる
J「おい…いいんだよ。俺はホントなら…ここにいなかった。知ることもなかった」
寂しそうに笑いながら言葉を続ける
J「魔法のことは、…たまたまニュートが俺を……
なぜ俺の記憶を消さなかった?」
N「、君が好きだから。…友達だから。…助けてくれたこと忘れない」
J「っ、おう、…」
ジェイコブは涙を零さないように前を向く
Q「っ私も一緒に行く。2人でどこか遠くへ…だって_あなたみたいな人、他にいない」
J「…大勢いるさ」
Q「いいえ…いない、あなただけよ」
J「…行かなきゃ」
ジェイコブは背を向けて涙を拭くと、ニュートが慌てたように声をかける
J「大丈夫さ、夢から覚めるだけ」
『…ジェイコブ、』
Aはジェイコブの手を握ると、涙声で微笑む
『…あなたは最高の人よ、』
J「A…はは、ありがとう。君も最高さ」
ジェイコブは皆に顔を向けたままゆっくりと下がる
するりとAの両手から離れ、目を閉じ、雨を浴びた
クイニーが杖で傘を差し、彼へ近づいてキスをする
_次にジェイコブが目を開けた時には、誰も居なかった
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缶詰工場へと向かうジェイコブに、誰かがぶつかる
「おっと、失礼」
J「…おい!」
持ち上げようとしたら明らかに重くなってるトランクを疑問に思ってると、トランクの鍵が勝手に開いた
確認してみると_
"コワルスキー殿
缶詰工場は似合わない
オカミーの卵の殻を担保にパンの店を
君の支持者より"
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リサ - とてもおもしろいです!黒の魔法使いの誕生も見たいです。続き楽しみにしています! (9月13日 21時) (レス) @page6 id: ebda27dca2 (このIDを非表示/違反報告)
Ao/アオ(プロフ) - とても面白かったです!引き込まれました!!!続きが読みたいと思いました、作者さんのペースで続編書いてくださったら嬉しいです! (2022年4月24日 8時) (レス) id: 28a3b333e4 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - 続き!とても!楽しみ!です!!応援してます! (2022年4月18日 1時) (レス) @page39 id: 2b80c6aa46 (このIDを非表示/違反報告)
うり(プロフ) - 最高です!大好きです!続編と番外編楽しみにしてます! (2022年4月15日 21時) (レス) id: a53454f4d2 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫 - 続編と番外編、楽しみにしてます!!! (2022年4月11日 22時) (レス) id: 84c4dc198a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あか | 作成日時:2019年2月11日 19時