Episode 19 ページ21
･
誰かが近付いてきたのを感じたAは、ニュートの手をやんわりと解き、直ぐに助けるわ、と3人に伝え走って行った
両手首を後ろで縛られたニュートとティナは、白服の女性達に牢屋から出され連れて行かれる
N｢っ、知り合えてよかった。店を持てるといいね｣
振り向きジェイコブにそう伝えたニュートは、ジェイコブが手を挙げたのを確認して前を向いた
･
＿G｢興味深い男だ｣
T｢グレイブスさん…｣
グレイブスはティナを一度見て首を振り、ニュートに向き合う
G｢ホグワーツ時代、人に危害を｣
N｢事故です｣
G｢魔法動物でね。だが1人の教師が退学処分に猛反対＿ダンブルドアは、なぜ君をそんなに気に入っていた？｣
口を閉じたままのニュートに、グレイブスは続ける
G｢Aも＿君みたいな男と居るのか理解できない｣
N｢ｯAの事は悪く言わないで！僕が…ダメなだけだ｣
G｢…この街に危険な動物を放ったのも＿ただの事故だと言うのか？｣
N｢動機がない｣
G｢魔法の存在を知らしめ人間界との戦争を煽るためとか｣
N｢僕はグリンデルバルドの信奉者じゃない｣
ずっと下を向いていたニュートは、そこでやっとグレイブスを見た
G｢…これをどう説明する？スキャマンダー｣
グレイブスが手で引き寄せたのは、Aが言っていた通りオブスキュラスだった
言葉を失っているティナにニュートは弁解をする
N｢誤解しないで、スーダンの少女を助けようと引き剥がし＿研究のため持ち帰った。外では生きられないから害はない｣
G｢役立たずか｣
N｢…"役立たず"？なぜそんな…少女に宿り命を奪ったんですよ、何に利用すると？｣
ニュートは驚きながらも疑いの目をグレイブスに向ける
G｢…とぼけるな。そいつで騒ぎを起こし、魔法界の存在を露わにする計画だろう｣
N｢そんな力はない｣
G｢魔法界に対する裏切りだ。死刑に処す｣
突然の死刑宣告に困惑したように顔を上げる
G｢ゴールドスタインもだ｣
N｢彼女は関係ない｣
G｢同じ刑に処す。すぐ執行しろ、議長には私が話す｣
まだ口を開こうとするニュートに静かにしろと合図をし、グレイブスはニュートの肩を叩き彼にしか聞こえない声量で言った
＿＿＿
G｢＿＿＿安心しろ、Aには俺がいる｣
N｢ｯ！？彼女に何をッ＿｣
G｢行け｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1591人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リサ - とてもおもしろいです！黒の魔法使いの誕生も見たいです。続き楽しみにしています！ (9月13日 21時) (
レス) @page6 id: ebda27dca2 (このIDを非表示/違反報告)
Ao/アオ(プロフ) - とても面白かったです！引き込まれました！！！続きが読みたいと思いました、作者さんのペースで続編書いてくださったら嬉しいです！ (2022年4月24日 8時) (レス) id: 28a3b333e4 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - 続き！とても！楽しみ！です！！応援してます！ (2022年4月18日 1時) (レス) @page39 id: 2b80c6aa46 (このIDを非表示/違反報告)
うり(プロフ) - 最高です！大好きです！続編と番外編楽しみにしてます！ (2022年4月15日 21時) (レス) id: a53454f4d2 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫 - 続編と番外編、楽しみにしてます！！！ (2022年4月11日 22時) (レス) id: 84c4dc198a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あか
| 作成日時：2019年2月11日 19時
