Episode 1 ページ3
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エメラルドの飾りを耳に光らせ、黒髪を揺らしながら
A・デハーンは一方的に切られた端末を手に持っていた
"銀行に怪しい人見つけたわ、直ぐに来て"
『…なんの騒ぎ?』
銀行内から慌ただしく人々が出てきた
なにやら銀行強盗が起こったらしい
『…あっ、』
ティナらしき人が正面の階段を降りるのが見え、駆け足で追いかけたが途中で男性にぶつかってしまった
『あっ、ごめんなさい、お怪我は?』
「あ、あっ、ああ…前を見てない俺こそすまなかった、お嬢さんは大丈夫かい?」
そう言い怪我はないかとAの顔を見下ろした男性は思わず声を漏らした
「こりゃたまげた…お嬢さん綺麗な瞳をしてるな」
『え?』
「ああっ変な意味はないんだ!黒真珠の様な色で思わず…癪に障ったらごめんよ」
『ふふ、いえいえ、ありがとうございます、母が日本人でその影響だと。貴方も素敵なアーモンド色ですよ』
J「ハハハ、初めて言われたよ、ありがとう。俺はジェイコブ・コワルスキー」
『A・デハーンです。…ごめんなさい、もう少し話していたいけど、急いでるの。また逢えたらお茶でも飲みましょう』
J「おっと俺も急いでるんだった!あぁ、じゃあまたなデハーンさん」
そう言い、急ぎ足で歩いて行く彼の背中を一度見送り、Aは慌ててティナの入ったであろう道を曲がった
そこには誰もいなかった
『長話が過ぎたかしら…』
溜息を零すと、一旦戻ろうとMACUSAの近くまで姿くらましをしようと近くの路地に足を進めた
『その前に…ドーナツでも食べて行こうかなぁ』
急遽、ドーナツ屋の近くに変更した
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リサ - とてもおもしろいです!黒の魔法使いの誕生も見たいです。続き楽しみにしています! (9月13日 21時) (レス) @page6 id: ebda27dca2 (このIDを非表示/違反報告)
Ao/アオ(プロフ) - とても面白かったです!引き込まれました!!!続きが読みたいと思いました、作者さんのペースで続編書いてくださったら嬉しいです! (2022年4月24日 8時) (レス) id: 28a3b333e4 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - 続き!とても!楽しみ!です!!応援してます! (2022年4月18日 1時) (レス) @page39 id: 2b80c6aa46 (このIDを非表示/違反報告)
うり(プロフ) - 最高です!大好きです!続編と番外編楽しみにしてます! (2022年4月15日 21時) (レス) id: a53454f4d2 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫 - 続編と番外編、楽しみにしてます!!! (2022年4月11日 22時) (レス) id: 84c4dc198a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あか | 作成日時:2019年2月11日 19時