Episode 13 ページ15
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N「しまった二フラーがいない、困ったヤツだ」
ニュートが刺々しいライオンみたいな動物の下に何かを敷いてると、
その目の前を緑色の可愛らしいアヒルの様な動物が何匹か子どもを連れて歩いていた
『…かわいい』
ちょこちょこ歩いてはパッと瞬間移動するその動物をしゃがんで眺めていると、
その一匹の子どもが近づいて来てAを見上げる
『…かわいいっ♡』
触りたい…けど、怖がらせてしまうから我慢。…抱き締めたい…けど…!
必死になって我慢してると、それが分かったのか子どもはAの足に擦り寄った
『……我慢できない♡』
子どもを優しく抱き上げて顔を寄せると、頬をすりすりしてきた
すると他の子ども達も足やら背中やらに擦り寄ってきて、親までもが太ももに頭をくっつけてきた
『ふふふっ、かわいいなぁ〜♡』
しゃがんでた体勢から座るとふんふんと匂いを嗅ぎながら身体に乗ってきた
いつの間にか仰向けで寝転がり、埋もれてる体勢に
N「A?どこに…って、え!?」
『にゅ、ニュート…この子たち、積極的…ふぁっ、ふふっ、くすぐったいって』
N「こ、こらっ降りて降りて!」
シャツの襟やらボタンの間、スカートのスリットに楽しそうに嘴を覗かせるその子達を、
ニュートは焦ったようにどかそうとするが、パッと瞬間移動して何事も無かったようにちょこちょこと歩いて行った
N「怪我とかない?大丈夫?…その、ふ、服が破れたりとかは」
『大丈夫、とても可愛かった!』
N「そ、そう…驚いたな、あの子たちがくっつくなんて。やっぱり動物達には伝わるんだね
…と、コワルスキーさん?」
Aを立ち上がらせたニュートは何かに気づいたのか、足早に雪のゾーンに向かって行った。それに続いて着いていく
そこには黒い炭のような物体と、それに近付こうとしているジェイコブが
N「下がって!」
J「っ、!…ふぅ…なんなんだ」
N「…"オブスキュラス"」
『…邪気や怨霊みたいなものかな、』
N「…もう行こう、逃げた動物達が心配だ」
雪のゾーンを出て急ぐニュート。それに2人も続く
J「危ないのか?」
N「当然だろ、見知らぬ土地で_一番怖い生き物に囲まれてる…"人間"にね」
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今思ったけどAさん呪文なんもしてない。魔法要素姿くらまししかしてない…
まぁ後半で沢山します!!
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リサ - とてもおもしろいです!黒の魔法使いの誕生も見たいです。続き楽しみにしています! (9月13日 21時) (レス) @page6 id: ebda27dca2 (このIDを非表示/違反報告)
Ao/アオ(プロフ) - とても面白かったです!引き込まれました!!!続きが読みたいと思いました、作者さんのペースで続編書いてくださったら嬉しいです! (2022年4月24日 8時) (レス) id: 28a3b333e4 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - 続き!とても!楽しみ!です!!応援してます! (2022年4月18日 1時) (レス) @page39 id: 2b80c6aa46 (このIDを非表示/違反報告)
うり(プロフ) - 最高です!大好きです!続編と番外編楽しみにしてます! (2022年4月15日 21時) (レス) id: a53454f4d2 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫 - 続編と番外編、楽しみにしてます!!! (2022年4月11日 22時) (レス) id: 84c4dc198a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あか | 作成日時:2019年2月11日 19時