昔話2 ページ3
住む場所とご飯をくれた
久しぶり暖かいご飯を食べた時は涙が出るかと思うくらい美味しい
私は両親から愛情など少しも貰えていなかった
1番の理由は私の妹…と言っても腹違いで同い年の妹だ
あの子は私のする全てを奪い自分のモノにした
『まるで自分1人が全てやったかのように』
悔しくて悔しくてとても辛かった
私の髪色は白く目は黄色だ。
それに比べて妹の″まひよ″は
黒髪で目も普通の黒色だった
普通の見た目の妹と普通じゃない私
どちらを選ぶか一目瞭然だろう
そんな私を何も文句を言わず優しく迎え入れてくれた乙藤さんにとても感謝してもしきれないくらいだった
乙藤さんが私の話を聞いて
「Aはどうしたいんだ」
と優しい声で聞かれた
どうしたいなどと聞かれてもどうもできないし何が出来るか分からない
『…………』
私は黙って手元にある味噌汁を眺める
乙藤「質問を変えようか。A、強くなりたいか？強くなって見返してやりたいか？」
そう言われた瞬間 はっ となった
頭の中にあった霧が無くなって
自分が何をしたいか分かった気がした
ずっとずっと悔しくて悔しくて
あいつが嫌いだった
嫌がらせだってされる。本当に大嫌いだった
見返したい＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
私は密かに心の中でそう思っていたのだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2754人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
廣岡唯 - バッドエンドよろしいのなんか嫌だ (11月11日 18時) (
レス) @page27 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (11月11日 17時) (レス) @page2 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
若菜 - 切ないです。もう今、涙、めっちゃ出ています。 (2022年4月2日 0時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - 早く続きが見たいです！よろしくお願いします🙇 (2022年4月2日 0時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - 泣きました…まだ終わっていない。そう信じて更新を待ち続けます (2022年3月25日 1時) (レス) @page27 id: 5a944025c3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：米 x他1人 | 作成日時：2019年12月2日 17時
