#63 ページ15
坂「ねぇねぇ…これ玉森先輩？」
そう言って指さしたのは
私が幼い頃の先輩との写真。
貴「あ〜。そうだよ。」
坂「え！可愛い！」
目をキラキラさせている、
そうだよね。好きなんだから…。
私が出る幕じゃないのは知ってる。
私が先輩となんか…
想像すらできない。
でも…佳奈美先輩には悪いけど。
亜由美ちゃんなら想像できる。
これほどの差は。
傍から見たら…ほんの少しかもしれない。
けど…私にとっては物凄い差であって…。
それを感じる度…
悲しくなるのは。もう慣れた。
先輩に恋をするのも…。
好きになっちゃったから…。
好きになったのだから。
すぐには消えない。
それに…時間を共にした長さは
他の子達よりも長い。
だから…周りの子達よりは
多分それ以上に辛い。
そばに置かれているのが…。
辛い。
・
坂「私…ね。先輩のこと好きなの。」
亜由美ちゃんは私を見詰めた。
うん。知ってる。
坂「…Aちゃんは？好き？」
その黒い瞳は…。
本当に…私を映しているのかな…？
黒すぎて…
ハイライトが見えない。
光が…ない。
坂「…好きだよね？」
力なく笑う。
・
好きだよ…。ずっと昔から。
貴「…好きじゃないよ。」
・
私は釣り合わないから…。
隠すんだ。
続く (更新停止中)
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suaru××(プロフ) - るなさん» 返信遅くなってしまって申し訳ないです。最近スランプでして...。更新頑張りますね^ ^ (2018年8月8日 12時) (
レス) id: e0e254cc41 (このIDを非表示/違反報告)
るな - すっごいおもしろいです！！更新楽しみにしてます！ (2018年8月1日 7時) (レス) id: 9cb8ccbb10 (このIDを非表示/違反報告)
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