ハイライト 2 yuuta.T

#61 ページ13

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坂「お邪魔します…。」


貴「どうぞ。」







冬が恋しい今日この頃。

暑くて溶けそうである。







坂「涼しぃ。ごめんね。お邪魔させてしまって」


貴「全然だよ。勉強会しよ。」







となりでパタパタと手であおいでいる亜由美ちゃん

うん。やっぱり美少女。






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そう。お勉強会です。









貴「私の部屋でいい？」


坂「私はどこでも…。」






ニコリと笑う。








この数日間で私達は友達と言ってもいいほど

仲良くなった。





亜由美ちゃんは家庭科部で

ほぼ毎日作るお菓子を一緒に食べる仲だ。





甘いもの同盟を結んでいる。






母「あらお友達〜？」






キッチンからパタパタと出てきた母。





坂「は！お邪魔してます。坂口亜由美と申します。Aちゃんのお友達です。」








ペコリと母の前で頭を下げる。








母「あら。可愛い子だわ。よろしくね〜」






マイペースの母とは気が合うのか。

ホンワカとした雰囲気が漂う。








うん。私場違い。

こんな可愛い子の隣にいちゃ駄目だ。







脳内でアラーム鳴ってるよ…。









貴「亜由美ちゃん、部屋行こ〜」


坂「あ、はい。」







パタパタと後ろを付いてくる、

小動物系女子だね。









君には可愛いという言葉が似合う。







母「あとでジュースもってくわね〜」





・







坂「ねぇねぇAちゃん。お母さん優しい人だね。」






・








・









ふわりと笑うこの顔をみたら

男子は皆んなおちるとおもう。

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