ハイライト yuuta.T

#41 ページ41

北「もうちょっと頑張れよ〜。」



貴「私、一応バスケ部ですからね？」









体力ならそこそこ自身ありますよ。









北「そうだったな…じゃあ、飛ばすか…」




貴「きゃあっ！！」







さっきまでの速さはなんだったのか…


もの凄く速く進んだ。









そして長い長い階段を上がる。








なんで登ってんのっ！？









・









そして…









・









貴「綺麗…」




北「どう？ここ…」









第一声は綺麗だった。









鮮やかに広がる夕焼け。



水面に映る空。









貴「ここ…」




北「余り人も居ないしね」









イタズラに笑う。









確かにそうだ。





周りを見渡せば街が…一望できた。









北「俺の話聞いてる…？笑笑」


貴「はっ！…すみません」









申し訳ないと先輩を見た。








そんなに気に入った？…と


こちらを見た先輩。









貴「気に入りました」




北「……っ。」









微笑むと…









・









・









・









夕日に照らされて…


顔が赤く見える先輩が居た。

#42→←#40

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す