#5 ページ5
「じゃあ、美月さんの隣りね」
北「ほーい」
軽い返事で着席した彼。
北「よろしく」
貴「よろしくお願いします」
そこから特に話すわけでもなく
委員会は続く。
学校の構成、役割、費用
そんなん聞いててもプリントに書いてるし。
眠たいだけだから視線を窓に移す。
桜の写真早めに撮らないとね。
「じゃあ、自己紹介しようか」
その言葉に現実に引き戻される私。
自己紹介苦手なんだよな。
わりと私は人見知りで友達が出来るのに2ヶ月はかかる。
普通皆んなは
得意なこととかも添えて言うんだろうけど…
私…得意なこともないし、
だからクラスと名前くらい。
そのせいで第一印象が
「無口」
って思われてるんじゃないかな？
…
…
なんて言おうか…
そんな考え事してたらいつの間にか私の番。
いつも通りでいいよね。
べつに委員会で友達とかいらないし。
貴「2年特進、美月Aです。よろしくお願いします」
これでいいよね。
相変わらず皆んなポーカーフェイスだけど…
安心して着席しようとしたけど…
スッ…
伸びた手が一人。
嘘っ…。
北「質問でーす」
ニヤリと笑う。
口角が上がり
手は綺麗に伸びていた。
北「君さ…玉森の何？」
玉森先輩！？
なんでそんなこと！？
玉森という言葉に敏感なのか
委員会の女子は
ジロリと私を睨む。
違う違う！！
先輩に彼女居るの知ってるでしょ！！
彼女じゃないよ！！
必死に心の中で叫ぶ。
言葉に詰まっていると…
「北山そういうのは委員会終わってから」
委員長の注意。
ナイス！！
北「じゃあ、美月さん。
委員会終わったら来てね？」
にっこりと微笑んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 197人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
suaru××(プロフ) - ちゃんたまさん» コメント、ありがとうございます、^ - ^玉ちゃんメインなのですが...みっくんが多いですね...笑笑あともう少しで移行ですので。2話では玉ちゃんたくさんだそうと思っています、期待して待っていてください！( ´∀` ) (2018年6月9日 17時) (
レス) id: e0e254cc41 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんたま(プロフ) - 更新ありがとうございます！玉ちゃん出て来ませんね…期待して待ってま〜す！ (2018年6月9日 9時) (レス) id: 97dc92da5c (このIDを非表示/違反報告)
サーモン(プロフ) - あんにゃんちゃんのボードに集合！ (2018年5月30日 21時) (レス) id: 8c1f2a5f89 (このIDを非表示/違反報告)
サーモン(プロフ) - suaru××さん» うん！お互い頑張ろう！ (2018年5月16日 17時) (レス) id: 8c1f2a5f89 (このIDを非表示/違反報告)
suaru××(プロフ) - サーモンさん» は大変だねぇ。私は3週間後だよ！！頑張ろうね！ (2018年5月16日 16時) (レス) id: e0e254cc41 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
