ハイライト yuuta.T

#35 ページ35

あれから、顔の熱はだんだんと冷めていき…


それと同時に時計の針も進んだ。









・








そしてホームルーム。









先「え────あと5週間後にテストだ。




順位を落としたくない者はよく勉強するように…。」









この学校は…









テストの内容は一般の方が簡単で

特進は少し難しい。









そのうえ、

テスト順位の20位以下に特進生徒がいた場合。









来年度での一般クラスへの降格を余儀なくされる。








・








ぜっっったいにやだ。




顔をブンブンと振る。









想像しただけで……。


ゾッと…









あっ…/////


玉森先輩…一般だ……///









一般もいいかも…/////




なーんて妄想してたら…。









・







「起立…礼────さようなら」







・









・









教室には私一人でした。



ぇえ！？









北「遅くね？」









ふと聞こえた声。


あっ…。












・









貴「北山先輩…/////」









ドアに寄り掛かってる先輩。


コツコツと…足音が響く。









夕日と二人の影。









貴「すみません/////」


北「んーん」









・









・









見上げると…


先輩と目が合った。

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