ハイライト yuuta.T

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パンを食べて…保健室の窓を見詰めた。

少し暗い保健室はとても眠気を誘った。









校庭にはサッカーやらなんやら…

主に男子が遊んでいた。









サッカーといえば…北山先輩…

サッカー部だっけ？









貴「北山先輩ってサッカー好きなんですか？」



北「うん…。俺、この学校に運動推薦で入学したからね。」







う…運動推薦！？








貴「それって


めっちゃエリートじゃないですか！？」






北「でも、俺勉強はダメだからね笑笑」








柔らかく笑う。








この学校は


運動コースと特進コースと通常コース



で別れている。









私は特進コース。


玉森先輩は通常コース。









特進はとにかく入試での上位層。
1位から20位である。





運動推薦はほんのひと握り。


中学での体育の評価は5が当たり前で…

オリンピックなどの国際的に活躍できると見込んだ生徒のみである。









貴「エリートだ…」


北「だから…勉強は無理なんだって」








先輩の呆れた声なんか

耳にも入らず…。







貴「すんごいじゃないですかぁ〜!!」




北「だから！勉強は無理なの!!」









こんなやり取りを永遠に繰り返していた。

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