#3 ページ3
貴「じゃあ、私…行きますね」
玉「おう」
そんな嬉しそうに言います？
私…本当に邪魔なだけじゃん。
でもそれ言ったら先輩怒るから言わないでおく。
軽くお辞儀して駆け足で学校に向かう。
桜がひらりひらりと…
そよ風が春だと主張する。
後ろからは
田村「今年の生徒会立候補するの？」
玉「え…俺そんな面倒いことしないし」
田村「えー…してほしかったのに」
田村先輩が可愛くオネダリしている声。
私でもキュンとするよ！！
その可愛さが欲しい…。
玉「えー。やだ。」
いやいや…やれよ！
彼女が言ってんじゃん！！
でも…きっと
・
先輩……やるんでしょ？
・
いつもそうじゃん。
結局、彼女に言われたことは全部やるし。
他の女子だったらそっぽ向くし。
佳奈美先輩と群がる女子達の差は
天と地…なんだろうな。
私が言っても…
効果なんかない。
そんなことは目に見えてる。
なんだか…
登校初日から…悲しいんだけど…。
なんで自分で自分をディスってんだ。
後ろの二人の声
田村「ねぇねぇ…今日裕太の家に行っていい？」
玉「いいよ〜。」
聞きたくないから…
思いっきり駆け出した。
ほらほら！！走ったら楽しいじゃん！！
って…思ってもないこと
ずっと頭の中で走ってる。
私が…佳奈美先輩だったら……
私は…先輩の隣に居るんだろうな…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 197人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
suaru××(プロフ) - ちゃんたまさん» コメント、ありがとうございます、^ - ^玉ちゃんメインなのですが...みっくんが多いですね...笑笑あともう少しで移行ですので。2話では玉ちゃんたくさんだそうと思っています、期待して待っていてください！( ´∀` ) (2018年6月9日 17時) (
レス) id: e0e254cc41 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんたま(プロフ) - 更新ありがとうございます！玉ちゃん出て来ませんね…期待して待ってま〜す！ (2018年6月9日 9時) (レス) id: 97dc92da5c (このIDを非表示/違反報告)
サーモン(プロフ) - あんにゃんちゃんのボードに集合！ (2018年5月30日 21時) (レス) id: 8c1f2a5f89 (このIDを非表示/違反報告)
サーモン(プロフ) - suaru××さん» うん！お互い頑張ろう！ (2018年5月16日 17時) (レス) id: 8c1f2a5f89 (このIDを非表示/違反報告)
suaru××(プロフ) - サーモンさん» は大変だねぇ。私は3週間後だよ！！頑張ろうね！ (2018年5月16日 16時) (レス) id: e0e254cc41 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
