233 北山宏光Side ページ3
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アレから何日も経った。
Aは目を覚まさないまま。
1日、1日が過ぎる度に気が重くなる。
医者からAが何故目を覚まさないのか事情を聞いた。
それは、かなり深刻で、、。
どうやら、刺された所が余りにも深かったらしく。
もう、どうしたらいいか分からなかった。
俺はたまにテレビに顔を見せるくらいになった。
芸能界から消えてはいないけど、、、
キスマイの収録は出る。
でも、撮影中もAのことで頭がいっぱい。
撮影が終わったら病室に直行。
毎日お見舞い。
そんな生活が当たり前になっていた。
キミは、、目を覚まさない。
目を覚まさないまま、、、秋になった。
ガラッ
北「A。」
病室に入ったら必ずAの名前を呼ぶようにしてる。
返事してほしいから。
でも、、、
相変わらず返事はないんだ。
北「今日は寒いなー。」
病室の花瓶に花を入れる。
北「、、、、。」
はぁ、、、。
やっぱり、、、か、、。
手を握ると、、
ほのかな温かさが感じた。
まだ、生きてる。
そう、確認する。
いつ、目を覚ますのか分からない。
でも、、、
Aの側に居る。
そう、決めたんだ。
北「、、、、遅い」
帰ってくんの遅いよ。
早く。
早く
帰って来て。
キミの笑顔を見せてよ。
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北「バーカ」
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白雪りんご - はちみつクローバーさん» コメントいつもありがとうございます!泣きそうだなんて!!とんでもない!ここまで読んでくれてありがとうございます。応援に答えられるように頑張りますのでよろしくお願いします。 (2017年10月17日 19時) (レス) id: ad9b1c871c (このIDを非表示/違反報告)
はちみつクローバー(プロフ) - お久しぶりです。このお話を読んで泣きそうになっているはちみつクローバーです。移行おめでとうございます。ついに最終章なんですね、、、。終わりが近づくと思うと少し寂しいですが、完結するまで応援してます! (2017年10月17日 19時) (レス) id: 8c7df237d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白雪りんご | 作成日時:2017年10月17日 7時