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８−３２〜JS〜 ページ32
ぼくがした連絡に返事がないまま
夕方になって まだまだボクらは仕事で。
移動の車。
都内の道。
JJ「あれ？あれ、Aじゃん？」
(え？？)
YC「……男。」
？？だれ？？
A…誰…なの？
その隣歩いてるオトコの人…
携帯をみる。相変わらず、Aからの
今夜の返信がなくて。
黒い気持ち…ひさしぶりのこの…
この感じ…
ボクたちを乗せた車は走り出す
反対側の2人はあっという間に見えなくなった
見た事ないやつ。
サッカーでも。
知ってる会社の人のなかにも。
JJ「いや。ジュンス？仕事のさ…」
JS「いいから。だいじょぶだから。」
ぼくの悪い癖だ。
YC「…じゅんすー。ダメっすよ。思い込み。
あと、早とちり。も。ね？」
・・・・
2人が気にしてくれてるのに
気遣ってくれてるのに
こうやって不機嫌まるだし
さらに
シャットアウト…気味。
あーなんて子どもなんだろ
目をつぶって深くシートにしずむ
気持ちも沈んじゃった……
その時
手の中で鳴った携帯。
JS「……」
JJ「…A？から？なんて？」
JS「今日大丈夫って。」
YC「よかったじゃないっすか。」
JS「・・・」
どこまでもお子ちゃまなオレは
Aのメッセージに
返信が…できなかったんだ…
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作者名：maco | 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2021年5月19日 12時
