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佳子にはあんな風に言ったけど
だいぶ…うん
我慢してたと、思う
制作活動だから。
じゃましたらいけない、って
だいぶ忙しそうなジュンスに
なかなか素直に『会いたい』って
言えなくなってしまっていた
会えなくても。
自分の気持ちを言葉にして伝えることが
大事で
私の”ジュンスが恋しい気持ち“を
きちんと言葉にしなきゃいけなかったのに
韓国語を習いだして
退勤後の時間が少し潰れたのもあり
ジュンスがサッカー
私は韓国語教室
それも悪くなかった
自分の時間をきちんと過ごすこと
悪くないって思うようにしてた。
ただ。私が習い事を始めたのは
ジュンスは知らない
いろんな。言葉が足りてなかった
あいたい。ちょっとさみしいな。
そんな時に
ジュンスから今夜空いてるかって連絡に
完全に舞い上がって
韓国語の日だったけど
先生にすぐキャンセル連絡
すると、教室ではなくて
カフェでのレッスンにしたら時間的に取れるって
返事もらえて
ジュンスはきっと遅めの時間だから。
その先生の提案にありがたくお願いをして
待ち合わせをしてcafeに向かう
そこを
ジュンスたちに見られてたなんて
思いもしなった
ジュンスに返信すること、舞い上がっててすっかり忘れてたから慌てて返信
今夜はジュンスに会える
それが私をどんなことよりウキウキさせて
先生『奥田さんw 今日かなりご機嫌ですが
なにか嬉しいことでもあったんですか？』
「ふふふ。バレちゃいますか？
『あった』んじゃなくて。これから…
これからあるんです♪スペシャル嬉しいことが♪」
レッスンには、『tree』を使わせてもらった
マスターにお願いすれば
安心だったから。
レッスン受けて
マスターにもお礼を言って
足ばやにうちに帰る。
まだ、ジュンスから連絡はない。
(間に合った♪ご飯食べるかな。
食べても軽く？かな。)
どっちにでもできるようにしといて
迷ったけど、時間も過ぎてきたし
シャワーも浴びて
ジュンスを待つ。
早く終わるよ、って言う時間…
と思うよりずっと、時間が過ぎて。
連絡もなくて。
ベランダに出てみてたり
韓国語の復習してみたり
ジュンスは
嘘ついたことなんかないし
嘘はつかないから
ウキウキはそのまま
『会える』って想いは揺るがない
部屋に入って
ソファーの下すわって
ちょっとだけ飲みながら待つ。
ベッドルームから
ジュンスのフーディを持ってきて
抱きしめて…待った
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作者名：maco | 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2021年5月19日 12時
