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ジュンスのにおいがする
優しく抱き寄せてくれる腕と
抱き寄せられてるその胸から聞こえる
『トク・トク・トク』っていう
優しい鼓動
アタマの上からは
鼻を『すん』って
カラすすりする音…
全てが ジュンスで。
私の
『半分』
足りてなかったものが
満たされていく
そんな感覚…
心地よくて。
その身体にもっとすり寄る
抱き寄せてくれる腕が
おでこを撫でる
嬉しくて気持ちよくて
Tシャツをキュッと掴んで
胸元にすり寄る
JS「…A…」
大好きなその、ハスキーな声
「…じゅんす。」
胸元から甘えるように
見上げて
鎖骨あたりまでグッと引き上がると
鼻先を首筋にうめた
JS「…っ!うは。くすぐったいw
///A。ん?」
「んんん。こうしてたいだけー」
寝起きのAが
やばいくらい あまえて。可愛くて
密着する身体が熱くなる
唇にキスしたら
理性がぶっ飛びそうだから
おでこで我慢してんのに
「…じゅんすー」
Aが…///
ねねね。大事な話し、あるんじゃないの?
いいの?それ。しなくていい??
もらっちゃうよ?A。
Aが悪い…よね。
『じゅんす…』
わたしが名前を呼んだら
食べられちゃうみたいに
Kissしてくれた…
胸がギュッてして
お腹もきゅんってして
自分から
Kissを よりふかく…したの
話し…あるのに。
私が悪い…///
もう。無理。
もっと近くへ もっと…中まで
もっと。全部。
Aからの お願いみたいな
それが
半端ない ボクへの煽りで
ぼくはAを抱っこすると
ベッドルームへ
初めて来たよ、このホテル。
ベッドが広くていい感じだね。
気に入った
Aを着地させると
自分のTシャツを脱ぎながら Aに
覆い被さる
裾から手を入れて肌を触ると
その
Aの素肌の感触だけで
ちょっと泣きそう…A…おれ…
やばいかも。
全部。Aの全部。ぼくのだよね?
ボクらは…お互いの半分を
まるでうめあうみたいに
確かめ合うみたいに
求め合った……
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作者名:maco | 作成日時:2021年7月22日 12時