検索窓
今日:36 hit、昨日:104 hit、合計:216,953 hit

百八話 捜しに行こう ページ30

ハッとして目を覚ます。

すぐに視界に入ってきたのは、時透さんの顔。


「…!」


顔に何かがかかっている。私は手でそれをどかした。


「あぁ、ごめん。」

「…?」


それは、時透さんの髪の毛のようだった。


[いつから寝ていましたか?]

「お昼くらいから。」


「!!」


私は起き上がって必死にペコペコ頭を下げた。


「いや、こっちこそ鼻つまもうとしてごめん。」


(鼻をつまもうとしてたの…?)


それから数分後、私はあることを思い出した。


[時透さんの刀のことなのですが]

「刀?」


私はうなずいて続けた。


[鉄穴森さんという方が作ってくれています。頼んだ日から結構経過しているので、多分もう完成していると思うのですが。]

「あぁそう、なら取りに行こう。その鉄穴森って人の居場所は?」

[分かりません。]

「大体の位置は?」

[数分かかります。]


沈黙が流れた。

とりあえず、今は…


[人に聞いた方が早いと思います。]

「例えば誰に?」


そうだな…なんか知っていそうな人は…



[竈門炭治郎さんとか。]

「誰それ。」

「!!」


あ、会ったんじゃなかったの?

私は数秒硬直した。


「まぁいいや、とにかくその炭治郎って人の所に行こう。」


時透さんはゆっくり立ち上がった。

私もそれに合わせて立ち上がる。

そして、私たちは部屋を出て炭治郎さんを捜しに廊下に出た。




すみませんでした。→←大正コソコソ噂話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (98 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
338人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ねぎとろ丸(プロフ) - 黎音さん» あ、ただの誤字ですね(-_-;)ご指摘ありがとうございます。今まで修正できてなくてすみませんでした。 (2021年2月13日 18時) (レス) id: 0f7aa38795 (このIDを非表示/違反報告)
黎音(プロフ) - 炭治郎との再会だと思うのですが、再開何を再び始めるのでしょうか (2021年2月13日 11時) (レス) id: 9cf40aceea (このIDを非表示/違反報告)
ねぎとろ丸(プロフ) - ルリーナさん» ありがとうございます( ;∀;)お優しいですね…ありがとうございます(二度目)これからも頑張ります! (2020年9月27日 9時) (レス) id: 504f2e69b8 (このIDを非表示/違反報告)
ルリーナ - 毎日楽しみにしています頑張ってください。でも無理せずご自身の体を大事にしてください (2020年9月25日 21時) (レス) id: 18617ecf20 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎとろ丸(プロフ) - 未桜さん» コメントありがとうございます!最高だなんて、とても嬉しいです!これからも頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします! (2020年9月22日 19時) (レス) id: 504f2e69b8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ねぎとろ丸 | 作成日時:2020年8月4日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。