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淳太は過去のトラウマから俺ら兄弟以外の人間と接触するのを極端に嫌がる。
もともと潔癖の気がある上に誘拐されてからは、
接触嫌悪症と言うかひどいときは過呼吸を起こしたりする。
そやから、触んなって条件に入れたのに！！
(宝物に手を出すなじゃ分かんないわよ〜〜〜by社長)
“そんなにびっくりするとは思いませんでした・・ごめんなさい”
今更、殊勝な振りしてもあかん。
お前は危険人物認定や！！
濱ちゃんと照史が真ん中で二人にしがみついている淳太に声をかける。
「「大丈夫？」」
「・・・っ・・はぁ。大丈夫。ビックリしただけやから。ありがとう。みんなも。」
まだ震えてるのに、俺らを安心させるために微笑む淳太。
「もう帰らへん？」
「えっ？？流星。それは困るよ・・。」
社長が戸惑いつつ引き留めようとするけど、関係あらへん。
「俺がこれ以上切れる前に帰らした方が無難やと思うけど？他の奴らも我慢の限界やし。」
「・・・・で、でもね・・。」
「つうか俺の言ってた条件破ったんやし、分かってるやろ？」
「でも、彼は世界的カメラマンでね。彼に撮ってもらった人は成功・・・」
ダンッ！！！机を思いっきり叩く。
「そんなん知らんわ！！ってか興味ない。」
机の上で赤くなる手にそっと淳太が手を添える。
「流星あかんよ。手が傷つく。ごめん。迷惑かけて・・・。」
やっぱり、連れてきたんは間違いやった。
次は家族だけで来よう。
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冬夜(プロフ) - ありがとうございます。まったり更新になりますが、また続編をUPしますね。 (2019年5月12日 9時) (
レス) id: 5420fb743c (このIDを非表示/違反報告)
nanoha(プロフ) - すごく好きな内容でした。更新楽しみにしてます。頑張ってください、応援してます。 (2019年5月11日 21時) (レス) id: 5dcde1a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬夜 | 作成日時：2019年2月2日 20時
