Addictive Love3 (ページ10)

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まさかのページ10

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「綺麗しか言えないけどほんと綺麗、こんなのいつ見つけたの？」

「前に番組のロケで来た時にたまたまここ見つけてさ、真っ先にAに見せたいなって思った」

「嬉しい、ありがとう素敵すぎて見れてよかった」

「Aならそう言うと思った」

こんな素敵なシティビューかあると言うのに、今ここにいるのは私達だけで

みんな人気のイルミスポットとか行ってるのかな？

そこもいいけどこうやって落ち着いた場所でゆっくり景色を眺めるのも悪くないなって思った

「A、目瞑って」

「こう？」

「うん、いいよって言ったら開けてね」

突然の要没に戸惑いつつも言われた通り目をギュッて瞑ってると、首元にひんやりとした感覚が触れ

その後数秒して今度は唇に生暖かいモノが触れてキスをされたんだと認識するまでにそう時間はかからなかった

「いいよ、開けて」

「ん、」

目を開けてさっきから少し違和感のある首元に目を写すと、先程までは無かったシルバーのキラキラ

暗くてよく分かんないからスマホの内カメラを鏡代わりにして確認してみたら、元々つけてたネックレスの上にまさかのハリーウィンストンが重ね付けされてた

もう嬉しくて感極まって号泣

「あはは、泣いてるの？Aちゃん」

「だってこんなの聞いてない…」

ジュエリー関係は以前専門分野だったから少し詳しいけど絶対ベンツ1台分以上はするだろうし

まさかの大サプライズにもう涙止まんない

「その涙は喜びの涙ってことでOK？」

「、うん……」

「いい加減泣き止んでよ(笑)」

泣き顔見られるのが恥ずかしくて、思わず太輔の胸に顔を埋める

「はは、可愛い」

顎を優しく掴んで上を向かされて、親指で涙の跡を撫でてくれる

その顔があまりにも優しくて、周りに人がいないのを良い事に目の前にある唇に今度は自分からキスをした

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