Addictive Love3 (ページ11)

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誘惑ページ11

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それを皮切りに、私の腰に回されていた手は後頭部へと移動し、

最初は触れるだけのフレンチキスだったのが狙ったように太輔によって口の中に侵入してきた

「っん、たい…」

「ごめ、止まんない」

後頭部を抑えられてるから逃げるに逃げられなくて、だけどあまりの気持ちよさに意識とは反対的に声が漏れてしまう

「んあっ……」

「キスだけで感じてんだ？」

「変態、」

正直骨砕きにされてしまいそうなほど気持ち良いし太輔キスうますぎるけど

太輔もそれ知ってるから余裕そうに笑ってきた

「行く？」

「どこに？」

「ホテル」

少しばかりまだ理性の残る頭に万が一のことが頭を過るけど、太輔のキスによって脳まで侵されてしまった今の私には

正直それよりも早くこのまま抱いて欲しいっていう気持ちの方が強くて。

返事の代わりに太輔の腰に手を回せば、行こ、って再度また私の手を繋いで歩き出した。

車に戻り、ハンドミラーで自分の首を確認するとダイヤが輝くすごく上品なジュエリーが光ってて

太輔のセンスの偉大さをひしひしと感じた

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