episode37 ページ39
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マネージャーさんに送ってもらってホテルまで帰ってきた。
太輔が確か今日の夜こっち来るって言ってたから連絡しようか迷うけど多分来る時向こうから電話あるだろうししなくていっか
そんなことよりとりあえず初日を終えられたことへの安心感と疲労で部屋に戻った途端一気に眠気が押し寄せ、
自分だけしかいないのを良いことに着替えずメイクも落とさずベッドへとダイブ
ベッドの安心感から魂が吸い取られていくように夢の世界へと入っていくのが分かった
＊
意識の外で着信音が鳴り響いているのに気付き目を覚ます
まだ完全に開かない目で画面を見ると、太輔と表示されていて慌てて出る
「…もしもし？」
「もしもしA？俺だけど もしかして寝てた？ 今からそっち行っても大丈夫？」
「爆睡してたよ りょーかい待ってるね」
「んじゃまた後で」
そう言って向こうが電話を切ったと同時に切り替わる画面を見てびっくりした
え？もう11時なの？私が部屋に戻ってきた時から１時間も経っていてかなり眠っちゃってた
仮眠しちゃうと夜寝れなくなるから明日心配だ〜
暫くしてドアノブのガチャガチャとした音が向こう側から聞こえてくる
「待ってー今開ける！」
ドアを開けると、コートに身を包んでメガネとマスク姿の太輔さんがお目見えする
「おつかれ〜」
「おつかれ。今帰ってきたの？」
「そのまんまこっち来たわ」
「そなの？じゃあ寒いじゃん温度上げようか」
太輔が着てるコートを受け取りながら近くにあったリモコンでエアコンの設定温度を上げ、備え付けのクローゼットにコートを掛ける
「今週寒いとは言われてたけど想像より寒かったなー」
「んね 会場内ならまだ大丈夫だろうけど開演前とかサンタコスの子見てるこっちが寒かったよ」
「いつも夏だからサンタコス新鮮だったな 昔のA思い出したわ」
「ジュニアのときでしょ？」
「そう！あれまたしてよ」
「若気の至りだからもう無理だよ〜」
私も太輔も今よりまだ若かった20代前半のジュニアの頃のお話
クリスマスを一緒に過ごそうと誘われて仕事で夜遅く帰ってきた太輔を一度だけサンタの格好で出迎えたことがある。
その次の年も期待したみたいだけどノリでやった分我に帰った時に恥ずかしすぎた記憶があるから出来ればもうやりたくないな
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もも(プロフ) - 突然すみません！新しい作品のパスワードを教えてくださったら嬉しいです！ (2020年3月30日 12時) (
レス) id: 140ae6b465 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - キスマイ前列寄りのオール担当です最高です (2019年5月18日 15時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - ありがとうございます！お話が本当に面白く読みだ耐えがあるので更新しているかチェックしにきて更新されてた時はテンション上がります！私の今の楽しみです(笑) シャワーのお話は表現が、、！なるほどです。お話更新されていて嬉しいです(^o^) (2019年2月14日 1時) (レス) id: ce9f3126f6 (このIDを非表示/違反報告)
き之い(プロフ) - みゆさん» みゆさん初めまして！以前からコメント頂いていたようでありがとうございます。3つも素敵なお題を…！私の拙い文章力でご期待に添えるかは分かりませんが書いてみようと思います。シャワーの件は実は詳しく書こうか迷ったんですけど表現に困り消しちゃいました(;_;) (2019年2月12日 9時) (レス) id: 94026d8f4b (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 「楽屋裏」や「バレンタイン」などとお題を作って短編で藤ヶ谷くんとのいちゃいちゃを書いてほしいです！楽屋裏のシャワーでのいちゃいちゃは個人的にもう少し掘り下げて欲しかったです(笑) 嫉妬する藤ヶ谷くんとかもみてみたいです！ (2019年2月12日 2時) (レス) id: ce9f3126f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：き之い | 作成日時：2019年1月7日 16時
