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特殊な傘 ページ13

NOside

『知らない人に連れていかれそうになったら撃退しましょうってお父さんに言われたし』


神優の口調は穏やかだがその場の空気が張り詰めていくのが3人は肌で感じた


太「どうやら向こうも本気らしい、ちゃっちゃとやっちゃってよ、中也」


太宰の声を無視して中也は神優と向き合う



中也は走って近づきそのままの勢いで殴りこむが


ガシッ
!!


神優は前傾姿勢で片手で顔色一つ変えずに受け止めた





中也の腕を掴むと上に向けて投げ傘の銃口を向け撃つ


中「なっ!?」


女に投げられたうえ傘から銃弾が出るのに驚いた中也は空中で姿勢を直し銃弾を神優に返した


その銃弾も神優は避け、地面に降り立った中也と肉弾戦の攻防が続く


中也が神優に向けて顔を狙った横向きの蹴りをしても傘で防がれる


中(何だよ、この傘!!)


中也が驚いてると神優は中也の頭めがけて踵落としを決めようとするが後退して避けられる


さっきまで中也がいた地面のコンクリートにクレーターが出来ていた


距離を開けた中也に対して神優は攻撃の手を緩めず中也の足元を狙って銃弾を休み無く撃っていく


二人の距離がかなり空いた時









太「はーい、そこまでー」


いつの間にか神優の後ろにいた太宰が神優の肩を掴んでいた

太宰は神優が身体強化の異能力者だと思っていた


中「太宰!そのままにしとけよ!」


中也も太宰が触れたなら勝ったと思ったのか走って距離を詰めてくる


一方神優は



















『いきなり触るな!!気持ち悪い!!?!』
( っ'-')╮ =͟͞ ()ブォン


太宰の腕を掴むと中也に向かって放り投げた
避けきれず二人して地面に倒れる


『夜の兎を舐めんな』
太「まさか中也とここまで互角に戦えるなんてね」
中「どうすんだよ」
太「・・・う〜ん」









太「一緒に来てくれたらご飯奢ってあげよう」
中「そんなのに引っかかるわけ」
『さ、早く行こうか』←

ご飯→←獣



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AI(プロフ) - とても面白かったです!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年3月25日 23時) (レス) id: 93828e9472 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:好影 | 作成日時:2019年2月3日 0時

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