本性 ページ29
NOside
神優は土煙の中立ち上がり口の中に溜まった血を出した
リーダーが手を顔の左に持ってくと左耳が無かった
中(すげえ、俺でも手が出せなかったやつと互角に戦ってる。神優がいれば勝てる)
ニヤッと神優が口角を上げるとリーダーは声を上げて笑いだした
リ「まさかこんな餓鬼にここまでやられるとわな、だが」
『?!』
一瞬で神優との距離を縮めると蹴りを入れ崖まで飛ばした
一瞬のことで反応できなかった神優は咳き込みながら崖に背中を預けながらなんとか立ち上がった
グサッ
『!??、ああああぁぁぁぁ!!?!』
神優の右肩にはナイフが深く刺さっておりリーダーはナイフに腕の体重をかけているため抜くことが出来ず血が溢れ出す
リ「大したもんだがまだまだだな」
中「神優を離しやがれ!」
中也がリーダーに殴りかかったが受け止められ腹を蹴られ飛ばされ仰向けに倒れる
『中也!?・・・!治!!』
中也が蹴られたことで太宰の身も案じた神優は太宰がいるであろう場所を見ると銃を持った三人の男に囲まれていた
リ「よく見ておけ、俺たちに楯突けばどうなるのか」
『止めろ!』
リ「やれ」
リーダーが指示を出すと太宰を囲んでいる3人が引き金に指をかける
それを見た神優は叫んだ
『止めろー!!?!?!』
・
・
ドクン
頭の奥でその音が聞こえると神優の目の前は暗くなった
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AI(プロフ) - とても面白かったです!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年3月25日 23時) (レス) id: 93828e9472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:好影 | 作成日時:2019年2月3日 0時