【すとぷり】その涙を僕の肩に落としてよ

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るぅとside


「がはっ！」

やってしまった

る「ごめん！大丈夫？」

バスケの授業中、友達の顔面にボールをぶつけてしまった


僕は友達と保健室に向かう

る「ほんとごめんよ…」

「大丈夫。俺職員室に行ってから戻るわ」

る「うん」

道具を片してから体育館に戻ろうとした




『んっ…』

る「？」

女の子の声



いけないと思いつつも少しだけカーテンをめくって中を除く


伊藤さん？

寝てる


慌ててカーテンから離れる


1限目、休んだんだ…





り「あれ？るぅと？」

る「り、莉犬！？」

り「湿布どこにあるかわかる？さっき腕ゴキって言ったんだよ…」

る「えっと、湿布はね…」


棚の中を探す

り「？誰か休んでんの？」

る「寝てるっぽい。静かにね」



同い年で家族でもある莉犬

ちょこまかしてる

る「はい。これでいい？」

り「ありがとう〜！るぅとそろそろ練習試合始まっちゃうよ！」

る「うそ！早く行かなきゃじゃん」

急いで片付けて保健室を後にした

正直伊藤さんが気になるけど


今は気にしないでおこう

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