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去年は同じクラスだった(らしい)けど

今年は違う


校門まで少しだけお話して、方向が別だから別れた


ころんくんはお話が上手

私は何回も笑っていた


バイバイすると、ちょっと寂しいなって思ってしまった






ブブッ

携帯が鳴る

《今日から旅行行くから。》


叔母さんからだ

また行くのね


わかりました。と送信する


さて、数日間私は自由だ

親戚家族がいると私はソファに座れない

居候が。生意気だ


そう言われてから、私はご飯の時以外自分の部屋にいる


ただ旅行に行っている間は本当に自由

さて、どうしよう



そうやってのんびり考えちゃって

前を見てなかった





『きゃ!!』

すれ違った時、男性と肩がぶつかってしまった


バッチを見ると、3年生だ


やばい、先輩だ

『ごめんなさい』


こんな朝早くに来てる人、久しぶりに見た

ころんくん以外にいたんだ…

「あ、いや。俺もごめんね〜…そうだ。ねぇ、青髪の同級生知ってる?」

青髪の同級生?


『…苺谷ろんくんの事でしょうか』


そう言うとその先輩はぱぁぁぁぁあと明るい表情になって

「ありがとう!俺はそいつの兄なんだ。ころんとは友達なのかな?」

『あ、はい。』

「おっけー。あいつさ、今日珍しく朝早く出たんだよな。それでお弁当忘れてったんだよ」

お弁当をわざわざ朝早くに持っていくんだ…

『そうなんですね…』

「あ、そうだ。せっかくだから持ってってあげてくれない?」

『え?』

「んー…。なーくんからって言えばわかるから!」


『な、なーくん?』

「まぁまあ。ころんのクラスわかるよね?」

『はい。2組ですよね?』

「うん。それじゃあよろしくお願いします」

『了解です』

ちょっとしたハプニング(?)が嬉しいって思うのは

変かな?

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作者名:しろ | 作成日時:2018年8月29日 22時

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