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頭上から息を吸って吐く音がよく聞こえる

もう寝たの?


私はさっきの事で目が覚めている

めちゃくちゃ力がこもってて、離れたくても離れられないなこれ


私は何とか抜けた手でスマホを取る


『ついったーのアカウントってどうやって作るんだろ』

調べてアカウントを作る


すとぷりと検索して、ころんくんと言う名前を探す


『これだ』

私はフォローを押す

通知ボタンも押して、いつでも見れるようにした


まだ朝の5時なんだよな…

どうにかしてろんの腕から出られないかな


ねじねじ体を動かしていたら、ろんが少し声を出して体制を変えた。

出れるぞ


私は抜け出して、部屋から出る


先にリビングでスマホをいじってよう

そう思ってリビングに出る

「あら?Aちゃんって朝起きるの早いのね」

『おかあさん!?お、おはようございます!』

苺谷家のおかあさんがもう起きていた

「さっきろん叫んでたから起きたのかな?って思ったんだけど…」

『あ、二度寝しました…』

「ななも怒って寝たからね」

『はは……何を作っているんですか?』

「あぁ、これね、マーマレードなの。」

『へぇ…手作りなんですね』

「これじゃないと嫌!ってるうが言い出してね。」

『なんとなく想像できますね』

「ちっちゃい頃からわがままだったから」

『へぇ…』


「よかったらレシピあげるわ。ろんはね、イチゴジャムが好きなの」

『そうなんですか?』

「えぇ。作るの大変かもだけどあったらこれだけで機嫌良くなるから」

喧嘩した時とかに作ってみて

そう言ってレシピをくれた

「実は6人の文のレシピブック作ってるのよね。やっと1つ消費できたわ」

『そうなんですね…!』

「将来のお嫁さんに作ってほしいって思ってて」

『…ありがとうございます』

嬉しい


1冊のノートにはジャムの他にもたくさんレシピが書いてある


めちゃくちゃわかりやすい

「あのね、私娘に味噌汁を作ってもらうのが夢だったの。でも知ってるように男しか産まれなくて…嬉しいんだけどね。Aちゃん。よかったら作ってくれない?」

味噌汁


作れるけど…

『私なんかのでいいんですかね…』

「もちろん!実際味付けとか私適当にやってるから!」

そう言われたら何も言い返せないわ


『作ります。えっと、昆布と鰹節って…____

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作者名:しろ | 作成日時:2018年8月29日 22時

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