【ダイヤのA】俺が守るから

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｢うわっ、来たよあいつ｣

｢きっもいんですけどぉ〜｣





東条｢あの人達、また虐めてる…｣

金丸｢昨日怒られてたばかりなのに、馬鹿だな、女って。
ま、男の俺達には関係ねぇだろ｣





懲りないなぁ、あの人達。そこまで人を苦しめたいのかな。


俺達には関係無い……けど。

あの子、可哀想だな。虐められてる子。



と、一人の女子が、頭を強く殴った。





東条｢！！！暴力は流石にっ……｣

金丸｢ひでぇもんだな……。でも東条、お前あれ助けに行ったら今度はお前が虐められるぞ。
……あんな風にな｣





虐められてる子……少女は、蹴られ、殴られ苦しめられている。


俺は、そんな最悪な光景を、ただただ見ているだけ。


そう思うだけで、終わってしまった。





金丸｢……東条、行くぞ｣

東条｢………うん｣





俺達は心の中で、少女に｢ごめんなさい｣と言い、教室へと向かった。

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