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9話 ページ10

太「はい、君に任せるよ。」

ポイッと若武に投げられたのは、

若「ビデオカメラ?」

太「そうそう、使い方は分かるね?それで、国木田君を撮影しておくように。」

美「?」

太「資料だよ、資料。拘束している限り、暴れることも無いだろうし。暴れても、ここは武装探偵社だからね。すぐに対処してくれる。」

ふむ、資料、、。

太「とっても、とっても、大事な役目だよ。これは、貴重な資料になるんだ。」

黒「それなら、僕達じゃない方が、、、。」

太「Aが付き合ってた君たちの力を証明したまえ。ということで、ここから出ずに大人しくしていること。いいね?」

「「はい。」」

文句は、言わさないそんな雰囲気を醸し出し、武装探偵社の扉に手をかける太宰さん。

谷「どこに行かれるんですか?」

太「敦君と合流してくるよ。」

ナ「お気をつけて。」

太宰さんは、それには答えず、軽く手を振って、階段を登っていった。
私たちは顔を見合わせ、とりあえず、言われた通りに若武が国木田さんにビデオを向けた。


Aside
慎重に男の子いや、マーク・トウェインが入っていった扉を開ける。

マ「ヒュー!このトウェイン様にかかれば、落下中のターゲットを捉えるなんて、ラクショーさ!」

へぇ、こんなところがあるのね。少しでも時間稼ぎ出来れば、十分、かしら。

マ「見ててくれよ、故郷のレディーたち!」

ガコッ、ドオォー!

ハ「トムがターゲットの座標を捉えました。」

へぇ、便利な異能。

マ「グッボーイ、トム!それじゃあ、ハック。クールにロックアンドロード!」

ハ「砲口初速よし。母艦との相対速度、修正よし。」

ピンとした空気が張り詰め、マーク・トウェインが構える。私は、彼の右肩に手を置いた。

マ「今、ちょーいいところなんだから、邪魔し、な?!」

マーク・トウェインが振り返った。

A「さっきは、どうも。」

ニッコリ挨拶をし、異能で取りだした拳銃で装置を破壊。

マ「あわわわわわ、ハック、射てぇッ!」

A「異能力、カルミアラティホリア。」

異能生命体に指示を出す瞬間、異能を発動させ、相対速度をずらす。

ドオォー!

さっきと同じように弾が発射される、けど。それは中島敦のすぐ横へ。

マ「ちょっとー、やってくれるじゃん。坂口A!」

A「これが、私の仕事なの。仕方がないでしょ。それにしても、生きて捉えるじゃなかったのかしら?」

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桃桜月(プロフ) - 椿姫さん» そう言って下さって嬉しいです。なかなか勉強し続ける事って難しいですよね。私も受験が近いので、やる気がなくなったら、椿姫様の事を思い出して、後悔の無いように勉強を頑張りたいと思います。 (10月3日 20時) (レス) id: 8c24d7f3c9 (このIDを非表示/違反報告)
椿姫 - 何度読んでも限りなく涙があふれてきます。私は今年受験生なので後悔しないよう、最善を尽くすつもりです。やる気がなくなったら少しだけまた読みに来ます。素敵な物語を、ありがとうございました (10月3日 0時) (レス) @page38 id: 910387af12 (このIDを非表示/違反報告)
桃桜月(プロフ) - 華凪さん» 信じて下さって、楽しみにしてくださって、ありがとうございました! (6月7日 6時) (レス) id: 8c24d7f3c9 (このIDを非表示/違反報告)
桃桜月(プロフ) - 咲花さん» 3年なんて長い間、つきあってくださってありがとうございました! (6月7日 6時) (レス) id: 8c24d7f3c9 (このIDを非表示/違反報告)
華凪(プロフ) - 完結おめでとうございます!!いくら時間がかかろうと、主さんは必ず更新して下さると信じて、日々更新を楽しみにしておりました!最後までこの作品を見届けることができて嬉しいです!お疲れ様でした!! (5月9日 6時) (レス) @page38 id: a45e30bab6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桃桜月 | 作成日時:2022年8月21日 17時

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