大丈夫かな ページ25
私はユヅキさんのもとへ向かいました。
「ユヅキさん」
「ヒメノさん、どうしました？」
「あの……お願いがあるんですが…」
「お願い？珍しいですね、何です？？」
「ツバキさんを私のもとへ連れてきて欲しいのです」
「ツバキさんを？？」
「はい」
「いいですよ」
よかったです♪
さすがユヅキさん！！
「ですが、なぜです？」
…やっぱり聞いちゃいますか(笑)
「あの…せいら様からお願いをされたのですよ。ツバキさんのことで。」
「せいら様が？」
「はい。夜、ユヅキさんの部屋を借りてもよろしいですか？」
「いいですよ。好きに使ってください」
「ありがとうございます、ユヅキさん。ツバキさんに、話があるから部屋に来てと嘘をついても頂けますか？？私がユヅキさんの部屋に待機しておくので」
「はい、いいですよ。せいら様のため、それに、ヒメノさんのためなら」
「ありがとうございます、ユヅキさん！」
ユヅキさん、ありがとうございます。
本当にありがとうございます(2回目)
ユヅキさん、夜、よろしくお願いします。
部屋に戻ろうとしたところ
ツバキさんを見かけました。
「ツバキさん、どうしたのですか？」
「……何も」
「そう、ですか…」
「……ふふ」
「ツバキさん？？」
「…何もありません。早くどっかに行ってください」
「…はい」
ツバキさん、笑ってました。
こ、怖い……です…
夜、大丈夫でしょうかね………
ツバキさんを信じるしかないようですね。
せいら様、花様、待っていてください。
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作者名：さくや＠執事・メイド | 作成日時：2018年9月26日 10時
