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嬉しいお知らせ ページ38

ヒメノside

「花様でしたか。では失礼致します」

せいら様のお部屋に来て
声をかけたら、花様でした♪
入室します。

「アズサお姉ちゃん!」

「花様♪ ツバキさんもいたのですね」

花様とお話をするのは久しぶりですね♪
ツバキさんもいて、何を話していたんでしょうか。

「えぇ。」

「ツバキお兄ちゃん、ほら」

「はい。」

?なんでしょうか??

「ヒメノさん。今まであなたに酷いことをして申し訳ございませんでした。」

…え?ツバキさん、私に謝罪を!?

「これからは酷いことなどはしません。お許しください。」

「い、いえ!大丈夫です!こちらこそお二人の邪魔をして、申し訳ございませんでした。」

「ヒメノさんは謝らなくても」

「そうだよ、お姉ちゃん!謝らないで?ツバキお兄ちゃんとせいらお姉ちゃんが悪いんだからね?」

「はい…花様…」

花様、お優しいですね…

「ツバキお兄ちゃんとせいらお姉ちゃんがお母さんに伝えたみたいだよ♪」

「そうなのですか?!」

「うん!ね?お兄ちゃん!」

「えぇ。奥様には了承を得ました」

「本当ですか!!おめでとうございます♪」

奥様の許可を頂けたのですね!
これは嬉しいお知らせですね♪

「旦那様にはお伝えしたのですか?」

「いえ、まだです。旦那様はお厳しい方ですから、不安なのです」

「なるほど。旦那様はお厳しい方なのですね。奥様にはそれを?」

「はい。まず私たちでお伝えして許可出来ないと仰せであれば奥様から伝えてくださるそうです。」

「そうですか。頑張ってください。私は応援しております。何か出来ることがあれば何なりと仰ってください♪」

「ありがとうございます。」

「ありがとう、アズサお姉ちゃん!」

「いえ♪」

旦那様はお厳しい方、か…。
上手くいきますように。

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作者名:さくや@執事・メイド | 作成日時:2018年9月26日 10時

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