ありがちなトリップをしてしまった！3

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(阿)「中々団長の扱いが分かってきた
　 んじゃねぇか？嬢ちゃん。」

俺の頭を撫でながら言う阿伏兎。

(貴)「へへ、まぁな。」

(阿)「まぁ、その調子で頑張ってくれ
　 や。」

そうしてポンポンと俺の肩を叩いて、
仕事に戻っていった。後で美味しいも
のでも食べさせてあげないと、阿伏兎
頑張り過ぎだ。

(貴)「よし、俺も仕事にもーどろ！」

スキップをしながら瓦礫の撤去に向か
う。

(貴)「おーおーきなのっぽのふるどけ
　 いー、ひゃくねんいつもごじさ
　 ー。」

(威)「それなんか歌詞違くない？」

(貴)「おじいーさんのーかってさー」

(威)「絶対ちがうよね？」

いいんだよこんな感じで、と返事を
しながら瓦礫を運ぶ。

(貴)「この後晋助たちと昼飯なー。
　 終わったら休み。昼からは第八
　 第九師団の奴らが手伝いに来る
　 からな。やっと阿伏兎に休みあげ
　 られるよー。」

神威が提督になって、阿伏兎は提督補
佐と第7師団団長を兼ねてやる事にな
った。つまり第7師団副団長の俺は阿
伏兎の部下だ。

(威)「阿伏兎の事心配しすぎでし
　 ょ。」

(貴)「お・ま・えのせいだろうが！」

思いっ切り神威を睨み付ける。

(威)「えぇー。」

昼飯抜くぞ！と言うと不満そうに仕事
に戻る神威。

(貴)「でも、一段落ついて良かった。
　 こっから地球に行くんだもん
　 なぁ。」

早く真選組とか万事屋行きたい。
定春もふりたい、銀さんの頭ももふり
たい。

地球に着くまで、およそ1ヶ月。

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