8･3抗争 ページ50
マイキー「それに"怪物"ってなんだ？"浮世"って…オマエと何か関係があるのか？」
どう言えばいいんだ…まさかマイキー君全部気づいてる！？
マイキー「ｸｽｯ、なんだそのダセェ格好？いつもダセェけど、」
え？！
ﾄﾝｯ、
マイキー「まぁ、いいや。オマエのおかげでケンチン助かったワケだし…
ありがとな、タケミっち。」
ｶﾞｼｯ！
マイキー君と固い握手を交わす。
守れたんだ、変えられたんだ！！
だから、帰らなきゃ…
みんな、"サヨナラ"だ。
『スゲェじゃん、タケミチ。』
タケ「え？」
『東卍の総長と副総長に礼言わせるなんて、』
タケ「え、い、いや…オレはただ 『スゲェことだよ、』 っ、」
見るとそこには少し微笑んだでも真剣な氷秋がいた。
あれ…氷秋？
『弱いのに前に出て仲間助けられるなんて、
本当にすごいよ。(誰だ、お前…誰だ？)
これからも協力するよ、だって俺たち"ダチ"だしな！！』
タケ「氷秋…。ありがと、」
…….帰りたくねぇな…
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
ヒナ「タケミチ君？君はいつも急に来るね！！」
タケ「ごめんごめん、」
___
ﾄﾞｸﾝｯ
「何度同じことを言わせるんですかね〜〜〜。花垣武道く〜ーん。」
え？
タケ「へ？…店長？」
「DVDは返却されたらすぐに陳列〜〜。何度も言いましたよね〜ー、」
え？え！？
ちょっと待って……どういう事！？
タケ「あ、ケータイ！！」
いくら検索してもヒナが死んだ事件が出てこない！！
全部…？
タイムリープも全部夢だったのか…？
違う…夢じゃない！！！
この傷、キヨマサ君に刺された傷！！
ワケわかんねぇぞ！！
そもそもオレはバイトをクビになったハズだ！、
タケ「なんでナオトの番号が登録されてないんだよ！くそっ、何がどうなってだ！！」
ワケのわからない状態でスマホを確認する。
タケ「ん？スケジュール通知……美容院？」
____
ここ？
「お疲れ、」
「お疲れ様です！！」
「掃除終わったら戸締りちゃんとな、"千堂"。」
アッくん「はい！！」
！！！！
違う、痩せて病気みたいなアッくんじゃない、
タケ「アッくん！！！！！」
アッくん「おう、」
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作者名：じぇい | 作成日時：2021年12月4日 0時
