8・3抗争 ページ46
タケミチside
またヒナに助けられちゃったな…
泣きじゃくって、弱音を吐いた。
それでもヒナはそばにいて、励ましてくれる。
今度こそキヨマサ君を止めてやる!!
逃げ続けた俺の人生に決着をつける!
三ツ「タケミっち!?」
タケ「三ツ谷君!」
三ツ「あれ?オマエ1人?」
タケ「やばいんすよドラケン君が襲われる!!」
三ツ「あぁ、わかってる…、」
タケ「キヨマサ君に!!」
三ツ「ペーやんだろ。」
三ツ「は?」
三ツ谷君はドラケンが襲われることを知っている!?
でも、一致してない…
三ツ「…ペーやんのバイクだ。」
タケ「え?」
三ツ谷君は乗っていたバイクを止めて遠くの方を見る。
そこには大きなバイクが止まっている
三ツ谷「東卍内部ではパーちんが捕まったのはしょうがねぇ事だって話でまとまってた。
でも、気に入らねぇのはペーやんだ。」
タケ「っ!じゃあ早くドラケン君に知らせないと!!」
ドラケン君は腹部を刺されて死ぬ…、
ってことはドラケン君を足止めしたのはペーやん君で、
殺したのはキヨマサ君!!
急がねェと!!
氷秋なんで電話でないんだよ!!!
_____
氷秋side
タッタッタッタッタッタッ
瑠依「おい、氷秋!!どこ向かってんだ!!」
『んー、
瑠依「は?」
『今回は楽できない。相手が愛美愛主なら巻き込むか巻き込まれる。』
俺たちはアジトから遠回りの道を走っていく。
瑠依「っ、東卍か!?」
『あぁ、今東卍と愛美愛主が抗争中、そして、ウチも愛美愛主と抗争してる。
うまくヤ られればウチと東卍が争うことになる、』
瑠依「だから先に頭を潰す…か。でも"仮"総長なら東卍の方にいるんじゃ、」
『"半間"はアジトの方にはいない。けど…、』
瑠依「特攻役の事か!」
瑠依の言った通り俺が警戒してるのは愛美愛主の裏にできたとされる特攻役の方、
そっちの方が厄介になるかもしれない。
『愛美愛主は小物だ。でもなんでそんな奴らがウチに手を出せたのか… シュンッ! っ、』
ガシャーンッ!!!
走っていると何やら悪寒を感じる
スピードを落とすと横から何か飛んでくるのが見えた。
顔を横にズラすと横からバイクが飛んできた。
瑠依「氷秋ッ!!」
「よぉー、氷秋く〜ん!!!!」
『チッ、ゴリラ 』ボソッ
そこには大柄な男と他数名
55人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:じぇい | 作成日時:2021年12月4日 0時