第五十五章 君が例え何者であっても ページ12
Nosaid
今、目の前の男は、なんと言った？
勝手に溢れた一滴は、無抵抗にAの頬をすべりおちた。
A 「どういう、意味……？」
敵を前にしても、余裕綽々だった彼女が取り乱すのを見て、余程過酷な道を歩んできたのだろうと、刀剣たちは察した。
でなければ、あれほどの力はもっていない。
何にしろ、異質なのは確実だった。
堀川 「加州さんの言うとおりですよ。……僕たちは、君のことが好きなんです。感謝しているんです。」
宗三 「僕たちのことを救ってくれた、貴女に。」
薬研 「例えどんな目に遭っても、誰もあんたのせいになんかしねぇ。だって、あんたのせいじゃないからな。」
一期 「貴女がいることで不幸になるなんて、そんなこと、あるわけないでしょう。現に、私たちは今、幸せです。貴女という人に、出会えて。」
燭台切 「過去に、何か辛いことがあったのかもしれない。でもね、僕たちは、過去の君じゃなくて、今の君と話している。」
鯰尾 「つまり、過去なんか振り返ってやるな、ってことですよ！」
鶴丸 「俺たちにとっては、本当に、恩人なんだ。忌み子だなんて思わない。」
三日月 「……それでも、一緒に、いてくれないのか。」
困ったような笑みを浮かべられ、う、と行き詰まるA。
一方、少し呆気にとられていた霊夢と魔理沙は、我に返ると、うーん、と首を捻った。
霊夢 「その言葉に嘘はないようだし、悪いやつらではないだろうけど……」
魔理沙 「Aには少し、ハードル高ぇかもなぁ……」
大和守 「なんで！！」
食い気味にきかれて、これ言っていいのか？などと暫く話し合った二人だったが、刺さる視線に、漸く、はぁ、と息を吐いて白状した。
霊夢 「本当は、あまり言いたくないのよねぇ……」
魔理沙 「まぁ、Aの名誉にも関わることだからなぁ……」
和泉守 「いいから、とっとと言えって！」
霊夢 「あーもー、分かったわよ……………
……この子はね。
まっっっったく、男に慣れてないのよ。」
全刀剣 「「「「「……………は？」」」」」
気の抜けた声が、本丸に響いた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
暫く更新できなくてすみませんでした……
何せ、とうらぶのデータが消えてしまったもので……
暫く死んでましたごめんなさい←←
これから少しずつまた更新していくので、今後もよろしくお願いします…！！
第五十六章 愛と純情のサービス回ってやつ？→←第五十四章 まだ一緒にいたい！
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博麗ルナ(プロフ) - 華月さん» コメありがとうございます！！！！！！！！復帰したので続き書きます！！！！ほんとお待たせしました......！！！！ (2019年3月14日 19時) (
レス) id: 8a76fef788 (このIDを非表示/違反報告)
博麗ルナ(プロフ) - 羅亥魅@文アル布教したい。さん» 復帰したんで続けます！！！！！！(( すみませんコメありがとうございます長らくお待たせしました！！！！！！ (2019年3月14日 19時) (レス) id: 8a76fef788 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - お、終わりになってるぅ〜(；д； )続きが見たいです！お願いします！ (2019年2月10日 18時) (レス) id: 50417db2ff (このIDを非表示/違反報告)
羅亥魅@文アル布教したい。(プロフ) - 何か終わりになってるぅぅぅ、えっもうコレ終わりなの この小説終わりなのぉッお願いします続けて下さい（土下座） (2018年9月9日 18時) (レス) id: f2314de1fa (このIDを非表示/違反報告)
夜霧 - 加州ちゃんが、、、可愛いですね(真顔) (2018年7月12日 16時) (レス) id: d12e91b5f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：博麗ルナ | 作成日時：2018年5月20日 1時
