第１５２話 位置情報メール ページ7
一般市民の避難誘導をしていた警察の方に拘束した
その場で少し休憩しようとすると･･･。
ブーッブーッ･･･。
ポケットに入れていたスマホの着信音が鳴り響き、バイブの振動が伝わってくる。
貴「･･･緑谷･･･？」
着信先を見てみると、緑谷からの着信だったようだ。
メールを開いてみると、なぜか文字はなく位置情報のみが表示されていた。
“江向通り４−２−１０の細道”
しかも、一括送信。
ザ・真面目くんな緑谷はなんの用事もなしに
位置情報を一括送信ってところを考えると、ここに来てってことなのか、増援を呼んでってことなのか･･･。
恐らく後者だろう。
警察「･･･！君、すごい怪我じゃないか！頭に･･･背中も･･･！」
考え事をしていると、避難誘導をしていた警察官の方が声をかけてくる。
こんな酷い傷なんだ、声をかけない方がおかしいか･･･。
貴「大丈夫です、見た目ほど痛くないので。それより、今からヒーローにあったら“江向通り４−２−１０の細道”に行くよう伝えてください。増援が必要なんです」
そう言って、その場を走り出す。
警察「あ、ちょっと･･･！」
呼び止められているのが聞こえるけど、私は振り返らずに走り続けた。
緑谷が、ピンチかもしれない･･･！
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青谷地 桜華(プロフ) - 心さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです･･･！不定期ではありますが更新頑張ります！(p`･ω･´q) (2020年1月27日 0時) (
レス) id: cdb735f519 (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2020年1月26日 15時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青谷地 桜華 | 作成日時：2020年1月15日 21時
