21話だ！by厚 ページ27
朝露said
流石に布を借りっぱなしは申し訳ないので長義殿に返しました
とにかく、主殿達の後ろをチョコチョコ歩いてついていきます
ｶﾞｼｯ
後ろから誰かに腕を捕まれました
私が後ろを振り返ると
ニヤニヤしながら私を見つめる横幅の大きなおじさん？がおりました
朝露『あの...私に何かご用ですか？』
このまま握られていたら主殿達においていかれてしまいます
正直早く放して欲しいですな！
？「はぁ？放さねぇよ！お前はこれから俺様の物になるんだからな！」
は？なに言っているのですか？
私の主殿は文月殿。お前のようは横幅の大きな人ではありません！
と、言おうとした瞬間
口を押さえつけられ、私を自分の方に引き寄せられました
朝露『んーんー！(放して！)』
？「騒ぐな！大人しくしろ！」
嫌...大阪城の時みたいになるのは嫌
涙が流れてきて...
助けて欲しいと強く願った
このまま...この人に連れていかれたくない！
文月「てめぇ。うちの朝露になにしてんた！」
主殿の声が聞こえたと思い、目を開いた瞬間
私の口を押さえていた手が放され、私は誰かの胸に抱き締められていました
抱き締めていたのは
一期「汚ならしい手で姉上に触れるなよ。人間」
朝露『い、いち...』
弟のいちでした
他の方々も私を守るように立っている
豊前「流石にやり過ぎだぞ」
篭手切「我々の本丸の刀剣に何をしている」
国広「俺達の本丸の刀剣に手を出したんだ」
長義「覚悟は出来ているな」
それを聞くと、私を捕まえていた男は笑いだした
？「それじゃあ、俺の部隊と演練で勝負しようじゃねぇか！俺が勝ったらその刀剣はもらうぜ！」
男は私を指差す
その視線、声。全てが私の嫌いな人間の特徴そのものだった
文月「朝露は物じゃない！お前に簡単にやる訳がない！だが、お前のような考えは許さない！勝負に乗ってやる！」
？「そうこなくちゃなぁ！俺の名前は【竜】だ！」
この様な男に使えたくない
私は怖くていちの服を強くつかむ
一期「大丈夫ですぞ。姉上の事はしっかり守りますから」
いちが私の頭を撫でながら落ち着かせようとしてくれる
これでは...どっちが上か分かりませんよ
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露っ子 - 粟田口推し審神者さん» か、感想ありがとうございます！リクエストも了解しました！！頑張って更新していきますね！ (2019年6月24日 22時) (
レス) id: b611b0dcce (このIDを非表示/違反報告)
粟田口推し審神者 - コメント失礼します！読んでて面白ったです。いち兄が真面目な理由ww番外編で、朝露が幼少期に戻る話を見てみたいです！更新、頑張って下さい！ (2019年6月24日 14時) (レス) id: 34d8877f6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：露っ子 | 作成日時：2019年6月9日 22時
