番外編ですなby一期 ページ21
ifの世界設定です
もし、朝露藤四郎が顕現された場所が【ブラック本丸】だったら...と言う話です
ブラック本丸が出てくるので苦手な方は撤退を
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朝露said
私は...ここでもただの飾りモノ...
主殿は私の事を大変大切にしてくださります...
そう...私を部屋から出さない程に...
弟達の叫び...泣き声が聴こえても...私は飾りモノ
何も出来ず...部屋の鎖に繋がれている私は...なんて惨めなのだろうか
一期「姉上。食事をお持ちしましたよ」
朝露『ありがとう。いち。いつもすみません』
傷だらけの体のいちをいつも抱き締める
外の状況も...私には分からない
弟達は...みんな無事だろうか...
朝露『いち...お願いがあります』
一期「何ですか？姉上」
朝露『私を...折って欲しいの...』
一期「そ、それだけは！出来ません！！」
朝露『いち...私はもうツラいの...ここでお飾りのままで終わりたくないの...』
一期「...分かりました...姉上の願いなら叶えますよ」
いちは私の首に刃を当てる
冷たい鉄の温度...それだけで私は心地よくなる...
お飾りで終わるのは...彼処だけで良かったから
一期「...ないのですか」
朝露『いち？』
一期「何故！逃げてくれないのですか！」
泣きながら私に訴えかけるいち
姉を手にかける事が嫌なのですな...
私はいちの刃を自分の心臓に近づける
朝露『ごめんね...いちにしか...頼めないのよ』
一期「姉上...」
ああ...悲しい顔をしないで...
涙を流さないで...
そして...涙を流しながら、いちの刃は私の心臓を貫いた
いちはすぐに自分の刃を私から抜くと、私を抱き上げる
一期「ご、ごめんなさい。こんな形でしか救えなくて...」
朝露『いち...泣かない...貴方は...悪くないから...』
いちの頬を撫でる
流れる涙を私は親指で拭う
せめて...この思いは今伝えておこう...
私はいちに口付けをする。ただ触れるだけの
朝露『ずっと...愛して...いたよ。また、会えるなら...もっと...一緒に』
そこで私の意識は途切れた
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ifの世界なので
朝露と一期は両思いという設定です
元ネタとして作っていたやつです
暗くて書けなかったので番外編という形で書きました
リクエストあれば、書かせて頂きます
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露っ子 - 粟田口推し審神者さん» か、感想ありがとうございます！リクエストも了解しました！！頑張って更新していきますね！ (2019年6月24日 22時) (
レス) id: b611b0dcce (このIDを非表示/違反報告)
粟田口推し審神者 - コメント失礼します！読んでて面白ったです。いち兄が真面目な理由ww番外編で、朝露が幼少期に戻る話を見てみたいです！更新、頑張って下さい！ (2019年6月24日 14時) (レス) id: 34d8877f6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：露っ子 | 作成日時：2019年6月9日 22時
