(続き) ページ4
暁『……。』
朧『杏菜ちゃん、お姉さんたちは、君を傷つけるようなことはしないよ。
君のご両親……うんん、伯父さんと伯母さんにされてきたことは絶対にしない。』
朧はそういうがまだ3歳の少女にはあまりにも残酷で残虐な行為をしてきた伯父伯母に暁は腹を立てた。
怯えた目でこちらを見る少女を何があっても守らないといけないと暁と朧は思った。
だからこそ、同じ痛みのわかる彼らなら少女を大切にしてくれると暁は思ったのだ。
暁『杏菜。』
暁が少女の名前を呼び、杏菜に近づいて抱っこをしてあげた。
杏菜『！！！？』
朧『えっ、ちょっ、暁さん！？』
暁『ちょっと荒治療かもしれないけどな。』
すると、暁は優しい手つきで杏菜の背中をポンポンっと叩いて落ち着かせていた。
暁『大丈夫だから。
もう、杏菜の怖いものはいないから大丈夫。
もう、怯えて生活しなくていいし、痛い思いはしなくていいんだ。』
そう暁は杏菜に言っていた。
最初は、びくびくしながら怯えていた杏菜は段々と怯えなくなってきて、暁の服をキュッと掴んで甘えてきた。
朧はその光景を微笑ましそうに見ていた。
朧『よかったですね、暁さん。』
暁『まあな。』
朧『それじゃあ、新しく住むお家に行こうか。』
杏菜『そこに、あかつきおにいちゃとおぼろおねえちゃもいるの？』
暁『いや、俺と朧は仕事があるから一緒には住めないんだ。
それにあそこには、俺たちはもともと住めないんだ。』
杏菜『(´・ω・｀)ショボン』
朧『でも、杏菜ちゃんの本丸には定期的に様子見に行くから。』
杏菜((ぱああ
暁((なでなで
朧『それじゃ、方陣に乗って行こう。』
杏菜『うん！』
―方陣にて―
暁『じゃあ、行くか。』
朧(何も起きませんように、何も起きませんように……)
そして、杏菜と暁と朧はとある本丸へ向かった。
2話 3歳審神者少女と傷ついた刀剣男士→←1話 3歳審神者少女と政府の人間
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秋緋那(プロフ) - 桜舞姫・蝶月姫さん» コメントありがとうございます。そう言ってもらえると嬉しいです。まだまだ語彙力を低下させていけたらなと思っているので楽しみにしててください。ありがとうございます。これからもそう言って頂けるようにがんばりたいと思います。 (2019年12月26日 1時) (
レス) id: 8da4fe24da (このIDを非表示/違反報告)
桜舞姫・蝶月姫(プロフ) - やばい、かわいい、最高、やばい(二回目)、語彙力がものすごい勢いで低下していく...これからも更新頑張ってください！最高です！ (2019年12月25日 17時) (レス) id: fcb098628f (このIDを非表示/違反報告)
秋緋那(プロフ) - ロアさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです。夢主ちゃんの可愛さをまだまだ出せるようにしたいと思うので更新気長に楽しみにしていただければと思います。ロアさんも風邪などに気を付けてくださいね！ (2019年12月25日 3時) (レス) id: 8da4fe24da (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - やっべぇ夢主がめっちゃかわいい……萌える、なんなら溶けそう……最近寒くなってきたので、風邪などに気を付けてお過ごしください！！ (2019年12月6日 19時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋緋那 | 作成日時：2019年1月12日 19時
