(続き) ページ20
薬研藤四郎『もしかして、俺っちが怖いのか？』
杏菜は、横に首を恐る恐る振ったが、薬研藤四郎はその行動に自分は怖がられてると思い、こういった。
薬研藤四郎『大将、無理に首を横に振らなくてもいいぜ。』
杏菜はその空気に耐えられなくなったのか後ろにいた三日月宗近の後ろに隠れた。
三日月宗近は薬研藤四郎に弁解するようにこういった。
三日月宗近『主は少々恥ずかしがりやでな。
時機に薬研にも懐くはずだ。』
杏菜は三日月宗近の後ろに隠れているが、薬研の事をじっと見ていた。
三日月宗近『それにしても驚いたな。
主がこれほど霊力が高いとは……。』
薬研藤四郎『ああ、そうだな。
……ありがとな、大将。』
そう、言う薬研藤四郎の瞳は優しそうな瞳をしていた。
すると、先ほどまで夕餉の準備をしていた堀川国広が部屋に入ってきた。
堀川国広『あ、主さんと三日月さんここにいたんですね。
って、薬研さん！？』
薬研藤四郎『ああ、堀川か。
久しぶりだな。』
堀川国広『覚えてるってことは……。』
三日月宗近『主が折れてた薬研を修復してくれてな。』
堀川国広『そうだったんですね。』
杏菜はピューという効果音がつくぐらいの速さで堀川国広の足元の所に隠れて堀川国広の足に抱きついた。
堀川国広『わっ……。
もう、主さん、歩きにくいですよ。』
そう言っても、杏菜はいっこうに堀川国広から離れようとはしなかった。
そうしていると、堀川国広は杏菜を抱きあげて抱っこをした。
杏菜『ふみゃっ！？』
堀川国広『あ、主さん、暴れないで、ください。』
杏菜は予想していなかったのかびっくりして変な声を出してしまっていた。
杏菜はご飯に連れていかれると思って今まで素直に抱っこされていた杏菜だったがこればっかりは嫌だったのかじたばたと暴れ始めた。
けれど、堀川国広が強く抱きしめると暴れなくなった。
杏菜『ほりかわおにいちゃ』((むぎゅ
それどころか、杏菜は抱きついて堀川国広に甘えていた。
三日月宗近『可愛い主だろう？』
薬研藤四郎『ああ、そうだな。』
三日月宗近『どれ、主や。
このじじいにもギューっとしてくれんかの？』
そう三日月宗近が言ったが、杏菜は堀川国広に抱きついていて、なかなか離れなかった。
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秋緋那(プロフ) - 桜舞姫・蝶月姫さん» コメントありがとうございます。そう言ってもらえると嬉しいです。まだまだ語彙力を低下させていけたらなと思っているので楽しみにしててください。ありがとうございます。これからもそう言って頂けるようにがんばりたいと思います。 (2019年12月26日 1時) (
レス) id: 8da4fe24da (このIDを非表示/違反報告)
桜舞姫・蝶月姫(プロフ) - やばい、かわいい、最高、やばい(二回目)、語彙力がものすごい勢いで低下していく...これからも更新頑張ってください！最高です！ (2019年12月25日 17時) (レス) id: fcb098628f (このIDを非表示/違反報告)
秋緋那(プロフ) - ロアさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです。夢主ちゃんの可愛さをまだまだ出せるようにしたいと思うので更新気長に楽しみにしていただければと思います。ロアさんも風邪などに気を付けてくださいね！ (2019年12月25日 3時) (レス) id: 8da4fe24da (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - やっべぇ夢主がめっちゃかわいい……萌える、なんなら溶けそう……最近寒くなってきたので、風邪などに気を付けてお過ごしください！！ (2019年12月6日 19時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋緋那 | 作成日時：2019年1月12日 19時
