『東京卍會 零番隊の隊長は誤魔化すのが上手いみたいで。』 【東京卍リベンジャーズ】

■"EP.176 ページ31

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タケミチside











『で、何で罪被ったわけ？
あんた、何もしてないじゃん
まぁ、抗争の火種作っちゃったけど。』










早いことに、“血のハロウィン抗争”から2週間が経った。






場地くんが戻ってきたことから、東卍はいつもの活気を取り戻した。







Aちゃんに関しては、1ヶ月程の休養が必要とされていたが、そんなに待てねぇわ！と医者に向かって暴れ散らかしたらしい。




というのも、驚異の回復力を見せ、結果としては2週間前後で退院が出来たらしい。






何とも、その2週間の間に色んな人が見舞いに来たらしく、風の噂で聞いたが、何ともあの有名な灰谷兄弟が来たとか何とか。








そして、休養中のAちゃんは、もちろん学校は休んでたらしいのが、その期間中はテスト期間だってらしく、みっくんに負ける〜！泣き喚いたらしい。





だが、三ツ谷くんも三ツ谷くんで優しかった。


何と、当の本人は、テスト期間を休んでマイキーくんたちとAちゃんの病室でどんちゃん騒ぎをしていたらしい。







そして、2週間も休んだ挙句、テストも受けなかったというAちゃんの事を聞いた場地くんは、Aも留年か!!なんて喜んだらしい。





だが、Aちゃんは元々成績が良かったらしく、留年になる事はなく、場地くんもガッカリしてたみたいな…











そして、現在


俺はAちゃんと共に東京少年鑑別所に来ていた。










『今からでも、私が犯人は虎じゃないですって証言したら、あんた無実なんだよ？』



「……」










そう。



何とも、あのAちゃんと場地くんの感動シーンの後、誰かが呼んだのか。







警察がやってき、あえなく俺たちは解散となった。




その際、Aちゃんは一虎くんも連れて帰りたかったらしいのだが、当の本人は、自分で真一郎くんの事、そして今回の騒動の事にケジメをつけたいとのこと。





そして、何ともAちゃんのお腹の刺し傷を自分がやったと証言し、持っていたナイフの指紋や血液からそれが認められ、今こうして一虎くんは鑑別所にいるわけだ










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