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■"EP.125 ページ29












『関係ある』









圭ちゃんがそうやって言う時は、何か1人で抱え込んでいる時だ





関係ないわけないじゃん



あの時、稀咲の事相談してくれたのだって1人じゃどうしようもないって思ったからでしょ?


私を信用してくれたからでしょ?






稀咲を殴ろうとしたのも私の為だって


何を言われて稀咲殴って出禁になったのか知らないけど、本当は、圭ちゃんは優しいの知ってるよ










「俺は稀咲の事を調べる」










数秒黙った後に、口を開く圭ちゃん



やっぱり稀咲関連か










『だから、芭流覇羅(バルハラ)に行くの?』



「あぁ。そこで、稀咲のしっぽを掴む」



『…マイキー怒ってたよ』



「あいつが本気で怒るのは、お子様ランチに旗がねぇ時だけだ」



『それは違いない』










私がそう言うと、笑う圭ちゃん







ここまで決めた圭ちゃんを私は止める訳にはいかない



わざわざマイキーたちを敵に回してまでして東卍を抜けたんだ


圭ちゃんが折れる事はない




それなら、私は私で出来ることをしようじゃないか










「お前が止めようと俺は芭流覇羅(バルハラ)に行く」



『あっそ
じゃあ、餞別祝いにマシュマロあげるよ』










私は止めないよ。とでも言うように口を開くと驚いた顔をする圭ちゃん





何?

止められるとでも思った訳?




へっ、甘いな


私の葛藤は既に閉店を迎えました


またのご利用お待ちしております










『お返しはマシュマロでいいからさ
はい、マシュマロ』










驚いた顔をしてる圭ちゃんを横目に先程買ってきたマシュマロを圭ちゃんの腕にのせる










「あ?お前、これ食べかけじゃねぇか」



『うん
圭ちゃんには、食べかけがちょうどいいかなって思って』



「ふざけんな
餞別祝いは、ペヤングだろ」



『は?マシュマロに決まってるじゃん』










そんなやり取りをしながらも、私は内心焦っていた






圭ちゃんが、稀咲のことを調べる



それがどんな事を表してるのかなんて分かっちゃいないけど、危険な事だって事は分かる



だって、あの芭流覇羅(バルハラ)に乗り込むんだから





そして、本当に東卍の敵になってしまうのだ











『…無理しないでよ』










ブツブツ文句を言ってる圭ちゃんを横目で見ながらそう呟く





その言葉が圭ちゃんに届いたかは分からない


でも、今の私にはこれしか言えなかった











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デンプン。(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます! 更新、頑張りますね (2021年8月23日 10時) (レス) id: a42ce72c3b (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - Aさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2021年8月23日 10時) (レス) id: a42ce72c3b (このIDを非表示/違反報告)
- 更新楽しみに待ってます (2021年8月18日 18時) (レス) id: 4f39651567 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 面白かったです!続き楽しみにしてます (2021年8月17日 21時) (レス) id: c5820b78bf (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - 甲賀忍者さん» コメントありがとうございます! わぁ!めっちゃ嬉しいです(泣) もう貢いであげてください笑 そんなに言って貰えて私も幸せです! これからも、よろしくお願い致します! (2021年8月11日 3時) (レス) id: a42ce72c3b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:デンプン。 | 作成日時:2021年8月10日 12時

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