ep.62 ページ13
「海斗く…」
抱きしめられてる…!!!!
海斗「やっと言った…そうやって全部、あの時みたいに吐き出せばいい」
「うん…!」
私の涙を全部、受け止めてくれるように
彼はぎゅっと私を抱きしめた。
海斗「ゆっくりで大丈夫、ゆっくり2人でその感情に慣れていけばいい」
ここまで私を呆れないで、そばにいてくれるのはなんでなんだろう。
私がお兄ちゃんのバイトの人だから?
サークルの先輩だから?
それとも…なんだろう。
海斗くんの存在が、私の中でどんどん大きくなっている。
きっと海斗くんがいなかったら立ち直れなかったんだろな…
今でもずっと引きづっていたんじゃないかな…
私の心は色んな色に染まり始めた。
でもそれは悪いことじゃない。
この色を全部…私のものにしよう。
私の世界をこれから…たくさんの色で描いていけばいいんだから
「海斗くん…」
海斗「怖いなら怖くなくなるまで俺がそばにいる。無理して笑わなくたって俺があの時みたいに笑わせる」
自分だけを守る武器も、何かを恐れて隠していた私の心も…
全部、さよなら
※次回、最終話です。
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セピ力(プロフ) - ステラさん» いつもありがとうございます!!嬉しい!新作もお願いします🥰 (2021年11月23日 21時) (レス) id: 4dfc759775 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ(プロフ) - なんかもう感動で泣きそうです…最高でしたァァァァァァ2人が結ばれて良かった!!一生応援したいです(ボロ泣き)次回作もめちゃくちゃ楽しみです!!ってかもう読みます!!!←落ち着け (2021年11月23日 0時) (レス) @page15 id: 3475edfef8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セピ | 作成日時:2021年11月6日 19時