無色透明な心にさよなら【名前変換オリジナル】

ep.18 ページ18

七橋「ごめんってー！！！」



「…もういいよ」



七橋「ごめんなさいぃ！！学食でもなんでも奢りますから…！！」



「だから、別に怒ってないってば」



七橋「だって…まさか梨花の言ってた人が海斗くんのお兄さんだなんて思わなくて…それであんなこと言っちゃって…」







別に、海斗くんに知られたことはそこまで気にしてない。

内緒にしてくれるって言ってたし…








「じゃあ、今度焼肉連れてって！それでチャラ！
もうこの事は忘れる！いい？」



七橋「はぁぁ！！梨花は神だー！！」




「大袈裟だって笑」









誰かに知られる事よりも、恋愛していることの方が自分にとって違和感でしかない。



気がつくと、翔也さんのことばかり考えてる…



恋愛感情なんて…とっくに諦めていたはずなのに









七橋「そうだ！！今度その先輩デートにでも誘ってみようよ！」



「はぁ！？！？な、なんでよ！！///」




七橋「やっぱり次のステップはデートに誘うことだと思うんだよね〜！」









次のステップって…私、好きだということは気づいちゃったけれど、それ以上とか考えてなかった…



そうだ…



これってまだ恋が始まったばかりなんだ。

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