7.5話 2 千冬side ページ11
・
〜♪
律くんが言った部屋からはヴァイオリンの音が聞こえた
Aだ＿＿
部屋に入るとそこにはAがヴァイオリンを弾いていた
俺が入ってきたことには気づいてないようだ
相変わらず上手いな＿＿
全然わからない素人だけどわかる
上手いと
そして無意識にAを見ながら
千冬「…綺麗だ」ﾎﾞｿｯ
と呟いた
ん？…
千冬「っ…！？」
待って今俺何言った？
急にどうしたんだ俺
Aには聞かれていないみたいだしよかった…
聞かれてたら恥ずいし…
するとヴァイオリンの音が止まった
1曲終わった感じなので平常心を保って
千冬「お、練習終わった？」
とAに声をかけた
やっぱり気づいていなかったようですごい驚かれた
母さんが呼んでると伝えると
「てか、電話でも良かったんじゃない？
わざわざ来るのも大変でしょう…？」
と言われた
そりゃそうだ
でも直接Aに会いたいって思ったことなんか恥ずかしくて言えねぇと思い
千冬「……別に」
と言い、続けて
千冬「とりあえず、早く行こうぜ」
と言って玄関のほうに向かった
それに対してAは
「え、ちょ待って！」
と言い、急いで外に行く準備をし始めた
そんなAを俺はこっそり見ていた
・
Aをすぐ目で追ってしまう
それが何故なのか気づくのは
まだ先＿＿
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はく。(プロフ) - 雪見大福さん» コメントありがとうございます！頑張ります…！ (2021年6月16日 15時) (
レス) id: e9aaa664d4 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2021年6月14日 20時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はく。 | 作成日時：2021年6月13日 9時
